ここ3日ほどは浴室工事中だったので、家に職人さんが何回も出入りしていて、結構忙しかったのです。
オートロックの扉の開け閉めもしなくてはならないし、
「奥さ~ん、これはどこの位置につけますか」など聞かれたりするので、そのたびに「は~い」と返事をして飛んで行ったりしていました。
外出もできず、家にいてもあまり落ち着けません。
それならというので、この中途半端な時間を利用して、着物をリメイクしてみることにしました。
着物から着物コートへの変身です。
ある雑誌で「一番簡単なリメイク」と書いてあったのですが、結構面倒でした。
素材は、名古屋の大須で買った黄八丈(風?)の着物ですが、つるんつるんしている布地なので、コートにちょうどいいかしらと思いました。
こちらがその元になった黄色い着物▼です。
なにしろ400円で買ったので、失敗してもいいと気楽に始めたのですが、やはり初心者には大変だったわ。
まずかけ衿をはずして、それを半分の幅に切って、細長い袋状にミシンをかけて紐を作ったのですが、これを裏返すのが一苦労でした。
何を間違えたのか、紐の長さがおかしくなってしまいました。
おまけに衿を取ったら、ついでに裏地もはがれててしまい、また繕ったのですけれど、和裁の基本的な知識がないので、これも時間がかかりましたね。
コート用に長さは丈を30センチほど縮めて、裏に折り返してあります。
写し方が悪いので、ボワッと広がって見えます。
(お相撲さんみたい!)
紐はぐるっと後ろに回して横で結んでいます。
ちょうど雨模様で寒かったので、これを着て近くの買い物に出かけてみました。
着物を2枚重ねているわけなので、温かいですね。
ちなみに下に着ているのは神楽坂のフリマで600円で買った藍色の紬。
亀甲の模様が織り込まれています。
身頃が大きすぎるので、これも何かにリメイクの予定。
それに名古屋で買った210円の帯。
これはお気に入りなのでこのまま使用可能です。
なんと安上がりの私でしょうね。
素敵なコートが出来上がりましたね!
返信削除着物からこのような形にリメイクできるのですね。新鮮です。
最近ただの布を買ったりしたのですが、結構高かったです。着物が数百円、ってとっても安くてお買い得ですね。
ずんこさんは忙しい中、ご自分でいろいろなものを作っていて偉いですね。
返信削除着物は長さが11メートルほどあり、制作過程も大変手がこんでいるし、それをすべて手縫いでしているのですから、人件費もかかりますね。
そういうものをたんすの肥やしにしていては勿体ないと思います。
それで私は譲っていただいたり、安く手に入れたものはなるべく、人目にさらす(?)ほうが、着物のためになるのでは、と思いながら着ています。
高価な着物は手が届きませんけれど、安くて気に行ったものがあれば、自分も楽しめますね。