先日、三菱一号館美術館に浮世絵を見に行きました▼が、そこであまりに身体が冷え切ってしまったので、暑い地上を歩いて東京駅まで戻りました。
その途中で見かけたのがKITTEのビル。そう、昔の東京中央郵便局です。
KITTEはもちろん「切手」から来ているようです。でもなんだか妙なネーミングですね、。ちょっと安っぽい感じね。なんでもローマ字にすればいい、というものではないと思いますが。アクセントはどこにおいて発音するでしょうね?
ここは長いこと工事中でしたが、今年の3月に商業ビルとしてオープンしたそうです。
郵政省いや、日本郵便株式会社が運営しているので、そのネットワークのせいでしょうか、さすがに日本各地のモノが取り揃えてありました。とくに地下のお弁当売り場はすごかったですよ。
地下1階から6階までのビルで、ファッションや飲食店が入っています。
どういうわけだか、ドラえもんがいました。
その新しいビルに異色の存在がありました。
東大のミニ博物館です。
インターメディアテク▼といって、日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働で運営している博物館です。
東大というと日本の最高学府ということになりますが、私はかつては東大で仕事をしていたこともあり、また最近は東大関係者とも連絡役もしていたし、駒場の博物館も見学したことがあるので、東大にはわりと親しみを感じています。
中に入ると、大きなキリンの骨の標本やら、ウサギやタヌキのはく製や、昔の教室を再現した場所など、普段は目に触れることのない貴重なものががたくさんありました。
古色蒼然とした難しそうな図書も揃えてありました。
東大が明治10年に開学して以来のさまざまな学術資料が展示されています。
とてもアカデミックな雰囲気で、さすが東大、と感心しました。
ここは写真撮影は禁止でしたが、外の景色は写してもOKなので、隣接する東京駅の姿を写してみました。
最近は大阪駅や名古屋駅、京都駅などリニューアルが盛んで、それぞれオシャレなビルに工夫をこらした駅舎になっていますが、やはり東京駅は東大を誘致するとは、格段の差があると思いました。
大人も子供も楽しめるミニ・ミュージアムは入場無料です。
この時は急いでいたのでゆっくりと見ることはできなかったので、またこんどじっくりと観賞してみたいと思いました。
こちらはおなじみの東京駅の丸天井。
レトロな雰囲気がいいですね。
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