三味線のお稽古は、通常は先生と1対1で行っています。
先生が唄を唄いながら三味線を弾き、私は三味線だけというスタイルです。
先生は三味線を弾くのが大好きな方なので、お盆休みもなくお稽古は続けられています。
9月のおさらい会が近づいてきたので、仕上げに向けて、今週からは合わせ稽古になりました。
合わせ稽古の時は、先生一人に対して、お弟子さんが二人とか3人とかの複数になります。
私はまだ初心者なので、タテといってメインのメロディーしか弾けないのですが、上級者の方は「替え手」という裏メロディーのような音を弾くのです。
たとえば私が「○○休」と弾くと、替え手の方は「休休○」と弾くのです。そうすると曲に厚みのようなものができて、うまく合わさるととてもきれいに聞こえるのです。
替え手の方は、上調子といって、三味線の棹の部分に紐のようなものを巻き付けて、音を高くして弾きます。
うまく合えばいいのですが、つられてしまったり、休むところ(休符)を間違えてしまうと、とんでもないことになります。
本番ではお唄はプロの方にお願いしているので、それまでになんとか三味線だけでもまとまっていないとね。
ふー、大変です。
暑い中、お稽古ご苦労さまです。
返信削除お稽古の時も着物なのかしら?
目指すものがあって、努力を重ねるのは素敵なことですね。
人前で何かすることからは遠ざかってしまいましたが、そうした刺激や緊張感はとても大事なことだと思います。
いえいえ、人さまのお耳汚しになると分かっているのですが、それでも誰かの前で演奏するという緊張感は必要ですね。
返信削除別に目指しているわけではないのですが、あまりにみっともないとみんなに悪いしね。
おさらい会は秋分の日にありますので、お時間がありましたらお越しくださいませ。
お稽古の時はいつもジーパンです。というのも、スカートとか着物だと、三味線がつるつると滑ってしまうのです。先生も洋服です。
マサさんも朗読会はしないの?