鎌倉巡り3回目です。
ゆっくりとお邪魔させていただいた有風亭▼を後にして、鎌倉駅のほうまで戻りました。
小町通りは平日だというのに、すごい人ごみでした。
まるで原宿の竹下通りみたい。
お土産やさん、食べ物やさん、小間物やさんがずらーっと並んでいます。
若いギャルやおばさんグループ、カップルたちがぞろぞろと歩いています。
あまりに人が多いので、ゆっくりとしたい気分になったので、こちらの美術館に行ってみました。
日本画の鏑木清方美術館▼です。
鏑木清方は楚々とした美人を描く明治・大正時代の画家さんです。
ところが休館日で残念でした。
またの機会に是非、行ってみたいと思いました。
もうしばらく歩いていた時、こちらの看板が目に入りました。
ビルの2階にあるので入りにくかったのですが、なんとなく良さそうな予感がありました。「きたの屋」さんというリサイクル着物のお店です。
店内には、龍村や川島織物などの有名な帯や、素敵な紬もありましたが、高額な品物以外は、ほぼ1万円程度で状態の良いリサイクル着物が買えるお店でした。
そして見つけ出したのが、こちらの小紋。
ぶどう色にグレイの花柄です。
羽織ってみたら、寸法もドンピシャ。
こういう着物はなかったので、即、買うことに決めました。
だって2000円だったのです!
サイズが小さいので安くしたそうですが、ほとんど新品で、裏もきれいでした。
私ってほんとに安物探しが上手でしょう?
こういう出会いがあるので、お散歩はやめられませんね。
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素敵な織物で目の保養もさせていただいたし、今年最後の宇治金時を味わえたし、着物で変身した若い人たちとおしゃべりもできたし、格安着物も変えたし、幸せなことに出会えた鎌倉巡りでした。
「着物」というつながりで、いろいろな人と知り合うことができ、そして面白そうな情報をいただいています。
それらの中から、自分の足で歩いて、自分の目で見て、多くのことを学んでいます。
そうやって今まで知らなかった世界がどんどん広がって行きます。
楽しいですね。
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