気温が20度以上あり、とても暖かい日でした。
暖かいというよりもむしろ暑いというほうがぴったりの上天気だったので、上野公園にはどっと人が繰り出していました。
平日にもかかわらず、道路は上野動物園に行く小さな子供連れや、美術館へ行く人たちでいっぱい。
本当は東京都美術館で「世紀の日本画」を見るつもりだったのですが、美術館があまりに混んでいたのであきらめました。だって入場料が1400円もするのですから、その対価に合うように、ゆっくりと観賞したいですよね。
カフェで休もうと思いましたが、そこも満員でした。
上野公園の染井吉野はまだほとんど咲いていませんでしたが、もうすでにお弁当を食べて盛り上がっている人たちもいました。
こちらは西郷さんのあたり。彼岸桜かしら。
みんな写真撮影をしていました。
パチンコ屋さんの看板がなんとも目立ちますね。
通路にはゴミ箱がズラリと並んでいました。
みんなここでお弁当を食べたりお酒を飲んだりするのでゴミがたくさん出るのでしょうね。
広重が描いたという「月の松」。
江戸っぽくて好きな風景です。
上野公園を出て、御徒町までずっと歩いて、新御徒町駅近くの「しあん」▼というギャラリーへ。
築60年という古民家ですが、なかなか格調の高い門がまえでした。
こちらのお庭を通るとギャラリーがあり、そこで「近江 新之助上布とその仲間たち展」▼をしていました。
ここでは近江の「大西新之助商店」▼の麻織物をメインとして、タイアップ商品を出している「梅屋」▼さんの製品や、「はじめてきもの小梅」さんの二部式着物などが並んでいました。
新之助上布の半幅帯は色がとてもきれいで素敵でした。
手ぬぐい、下駄の鼻緒などもたくさんあって、目を楽しませてくれました。
窓側のぺたこさんコーナーには、アイディア豊富な素敵な小物がいっぱい出ていました。
新之助上布の反物もすてきだったけれど、今のところはお金がないので、お土産に麻の半襟を買いました。
薄いペパーミントグリーンで、夏の着物に役立ちそうです。
この日は、梅まりさんのお店で誂えた伊勢木綿の着物が出来上がり、初めて手を通したのですが、それを見てもらいに行きました。
すらりとしてお美しい梅まりさんと、チビデブの私。
帯は八王子の坂本さんのところで買ったもの。
素敵な帯ですね、と褒められて嬉しかったわ。
こちらの展示会では琵琶ライブも行われるそうです。
「しあん」のあとは、佐竹商店街という昭和レトロな商店街をぶらぶら。
庶民的でダサくて、懐かしさが漂っているところでした。
定価4500円という春向きのセーターを500円で購入。
ほんのちょっぴり、ほつれがあるということでしたがほとんど分かりませんでした。
こういう昔ながらの商店街っていいですよね。
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この日の装い。
リサイクル専門の私にしては珍しく全部、新品!
赤いギンガムチェックのような伊勢木綿の着物。
黒地に赤、黄色、水色のお花模様の木綿の名古屋帯。
黒の三分紐。
アイボリーのバラの帯留。
水色の帯揚げ。
良く言えば「赤毛のアン」風?
悪く言えば「単なる若づくり」
着物だけだとあまりに赤くて恥ずかしいので、いただきものの黒の羽織を羽織って行きましたが、暑くてたまりませんでした。
連休ころのお天気だったのでしょうか。
梅まりさんとの写真、とっても素敵ですよ。
返信削除ギンガムチェック風の着物も、よくお似合いです。春らしくウキウキするような色合いですね。
この暖かさで、桜もすぐ見頃を迎えそうです。
春休みに入ったせいか人出が多く、どこに行っても混んでいますね。外出すると、親子連れをたくさん見かけます。
マサさん、褒めていただいてありがとうございます。あまりに少女っぽいので恥ずかしいですね。洋服だったら絶対にぶりっ子といわれそうね。
返信削除そういえば、今度の「アド街ック天国」は多摩動物園だとか。先日はそれほど暑くなかったからいいけれど、これから暑くなったら行きたくないところだわ。