えっ、雨なのに?
そうなんです。
新宿にとっても素敵な隠れ家があり、そこから見事な桜が眺められたのです。
なんとも風流な景色でしょう?
妙正寺川沿いに桜が一本だけ、すくっと立っています。
この桜はソメイヨシノではなくて、山桜のようなので、もうすでに満開期を過ぎて、少し葉桜になってしまいましたが、十分に楽しませてくれました。
雨の中、川に落ちた花びらが流れていました。
こちらの隠れ家は「あいれ屋」▼さん。
実は先月、「染めの小道」▼に行ったとき、とても個性的なお店にお邪魔したのですが、そこの女主人の洋子さんと、FBを通して知り合うことになりました。
洋子さんからもう桜は終わりに近いというお知らせがあったので、着物友達のYさんを誘って、隠れ家を訪問したのでした。
下の写真にある、こんな小さな窓から桜をそっと覗いたのです。
写真だと白く写ってしまっていますが、窓の向こうに見えるのが、一番上の写真になります。
こちらは「あいれ屋」の女主人の洋子さん。
なんとご自分の髪で日本髪を結っていらっしゃいます。
「和髪隊」のメンバーでもあり、あちこちに出没されてご活躍されています。
なんとも艶やか!
お父様は以前、江戸友禅の絵師さんだったそうで、そのお父様が描かれたという見事な牡丹の着物をお召しになっていました。
ちょっとバタ臭い雰囲気なのは、実は本業はフラメンコの先生だからです。
「あいれ屋」の「あいれ」はスペイン語からとったのだそうです。
この日は、フランスのメディアから取材があったそうですよ。きっとフランス人も感激したことでしょう。
隠れ家はこんなふうにアンティークの着物や帯がズラリ。
家具や小物は、洋子さんが以前から趣味で集めたものだそうです。
このような和風の雰囲気を伝えたくて、染めの町・中井に和風サロンをオープンされたそうです。
玄関脇にはご存知「助六」がいました。
こちらではいろいろな和のイベントも企画されているとのこと。
染めの町・中井をお散歩するついでに、イベントに参加してみるのもいいですね。
この日はお花見サロンの最後の日でしたが、その場に居合わせることができて、とてもラッキーでした。
桜をテーマにしたデザートをいただきました。
こちらは桜色のゼリー。
こちらは桜の甘酒とお干菓子。
器も凝っていますね。
こちらは、「あいれ屋」さんに一緒に行ったYさんの着姿。
実は彼女が締めているBerry工房のレース帯は、私のピンクの帯と色違いなのです。
グレイに黒のレースってとても豪華ですね。
ピンクの帯締めが効果的でした。
あいれ屋の洋子さんとのツーショット。
艶やかな美人女将と、どんくさいおばさん。
私もポーズの練習をしないとね・・・。
この日は雨だったので、濡れてもOKのデニム着物でした。
ピンクの帯は、桜に敬意を表したつもり。
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