広島着物旅 ９ ～名勝 縮景園～

着物旅も３日目になり、宮島から宮島口まで戻ってきました。

宮島口のホテルは、昨年も泊まった同じホテルにしました。

昨年は海側の部屋で景色もよかったのですね。

今年は山側のお部屋だったので、景色はイマイチ。
それでもベッドの幅が広くて、ゆったりとできました。

ホテルの部屋の鏡に写した着物姿。
ずっと同じ着物でした。

このホテルは、朝食は無料でいただけます。
バイキング形式で、おにぎりやパン、サラダ、卵、味噌汁、ヨーグルト、コーヒーくらいですが、私には十分でした。

宮島口からＪＲで広島まで戻りました。
月曜日の朝だったので、サラリーマンや学生もそこそこ乗っていました。

広島駅のコインロッカーに荷物を入れて、「めいぷるーぷ」という一日乗車券を買って、広島観光に行きました。これは４００円で乗り放題なので、市内観光にはかなりお得です。

まずは名勝　縮景園へ。

ここは広島藩主の浅野長晟（ながあきら）が江戸時代初期に作らせたお庭です。

牡丹がとてもきれいに咲いていました。

このときは、雨がぱらぱらと降ってきましたが、なかなか情緒があるお庭でした。

お花には傘がかかっていました。日よけのためかしら？

回廊式のお庭もなかなかなものです。

中央に池があり、そこには大小１０くらいの島が浮かんでいます。

ここは殿さまの別邸だったそうですが、殿さまは美しいお庭を眺めて何を考えていたのでしょうね。

池の周囲にはお茶室、あずまやなどがありました。
美しく整備されています。

池には鯉がたくさん泳いでいました。すごく太っていて立派でしたね。

若い女の子が、鯉にせっせと餌を与えていました。

ここも原爆により壊滅状態になったそうですが、その後見事に整備されました。

（この項、あともう少しだけ続きます。）