◆人があまり多く集まっていないところ。
◆安く入れるところ。(できれば無料!)
◆歴史を感じられるところ。
◆商売っ気がないところ。(押しつけがましいところは、一番嫌い)
かなり主観的な好みですが、そんな私のわがままな条件を満たす場所として、良いところを見つけました。
それは汐留にある「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」▼です。
後ろに見える近代的なパナソニックのビルと対照的ですね。
この周辺だけは緑も多くて、ゆったりとできるところです。
サラリーマンがさっさと歩く場所ですが、この建物の周りは時間の流れがゆっくりとしているように感じられます。
前から建物があることは知っていたのですが、中に入ったのは今回が初めて。
「富士山と鉄道」という展示をしていたので、見学してきました。
それは、市民カレッジで「富士山信仰」というのを学んでいるので、富士山関係の興味もあったのです。
先日も清瀬のミニ富士山に登ってきた▼ばかりです。
昔、富士講の人々が富士山に登るときに着ていたという白い装束が展示されていましたが、とても印象的でした。シミや汚れのついた装束を見ていると、ああ、ほんとうにこういうのを着て、登っていた人がいたのだなと実感が湧いてきました。
展示室での企画展はこれで34回目だそうですが、ちょうど富士山が世界文化遺産に登録されて1周年ということで展示を決めたそうです。
主に明治時代以降の品が展示されていましたが、鉄道の発達とともに富士山にも行きやすくなったというのが良く分かりました。
展示の詳細はこちらのサイト▼でどうぞ。
この展示は7月21日まで開かれています。
他にも常設展示があり、鉄道に関するビデオを上映していたり、鉄ちゃんならきっとよくご存じなところでしょうね。
私が着物姿で富士山や鉄道の写真をずーっと眺めていたので、係の人も気になったのか(たぶん暇だったのでしょうが)、話しかけて下さり、説明していただけました。
そういう小さな展示場が好き。
(大きなところは、入場料が高いし、人が多すぎるし、あまり印象に残らないことが多いですね)
この日の装い。
(気温は30度以上ではなかったと思いますが、かなり暑い日でした)
顔がかなりむくんでいます。
遠州木綿の黄色と青色の縦じま模様です。
帯に悩んでしまって、あれこれ3本も替えました。
これは骨董市で買った1000円の麻の帯。
やはり夏は軽いのがいいですね。
帯留はあまりしないタイプなのですが、このときはやはり骨董市で500円で買ったとんぼ玉をつけました。
冷房の効いた室内にいるなら、この程度でも平気ですね。
その後、銀座から有楽町まで歩いたので、そうなるとやはりこの木綿着物では暑かったです。
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