まずは青山にある「全国伝統的工芸品センター」▼のご紹介です。
ここは、日本各地の伝統の技で作られた工芸品を展示してあるところです。
以前は池袋駅のすぐ隣にあったので、よく出かけていました。
ちょっと前に青山に移ってからは、行く機会がなかったのですが、ちょうど「全国伝統的工芸品公募展入選作品展」▼というのが始まったので、行ってみました。
こちらのような素敵なガラスが入り口にありました。
よく見ると、伊勢型紙がデザインされています。
中に入ると、同じガラスが衝立のようになっていました。
カラフルでとてもすてきでした。
伝統の型紙のデザインが、イキイキとして見えました。
正面には受賞された作品が飾られています。
こちらも受賞作品。
着物は、若い女性の作品だったと思います。
ここでは各地の工芸品の展示と販売が行われています。
安いものでは200円くらいの和紙からありますが、中には数百万円のものもありました。
こちらの輪島塗もけっこう高い品だと思いますが、それでも市販のものに比べたらかなりお安いと思います。
写真だと箸置き程度に見えますが、とても大きくて(1メートルくらい?)、何に使うのか分かりませんが、鮮やかなものでした。
こちらは日本各地の反物の見本コーナーです。
いろいろな織物が比較できるように展示されています。
それほど広い場所ではありませんが、美術館の展示品とも違い、また呉服屋さんの商品でもないので、ゆっくりと眺めることができます。
撮影OKというのがいいですね。
2階に行くと、公募展コーナーがありました。
面白いのは、製作者の氏名、年齢、そして経験年数が描かれていることです。
私が驚いたのは、こちらの写真の左にある反物です。
(右の緑のぼかしは、結城紬)
とてもカラフルで可愛らしい模様だったのですが、作者の男性はなんと90歳、経験70年ということでした。
おじいさんの作品とは思えないほど、若々しかったです。
モノトーンの帯。
鮮やかな京友禅。
200万円~300万円くらいと表示されていました。
他にも芭蕉布や紬の作品も多くありましたが、やはり色鮮やかなものに目が行きます。
これは竹で作られた屏風。
うまく組み合わされていました。
右は行燈。
ここは財団法人が運営しているためか、かなり市販の品よりも安く購入することができますし、商売っ気がないので、私は気にいっているところです。
*****
この日の装い。
ちょっと訳があって、また、雪輪のスワトー刺繍の着物を着ました。
今回は、帯は黒っぽいものにしました。
睡眠不足なのか、ずいぶんと眠たそうな顔をしていますね。
おまけに指にバンドエイドを巻いていて、なんとも情けない姿です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
最近、匿名さんからのコメントが多くなってきました。確認の設定をいたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。
「私はロボットではありません」にチエックを入れてください。
また、スマホでご覧の方は、「ウェブバージョンに表示」とすると、コメントを入力できるような仕組みになっています。by としちゃん