ここは着物屋さんというよりも、一軒家のサロンのようなところです。
仕立てをお願いしていた新しい帯が出来上がったので、受け取りに来たのです。
私はふだんは着物や帯は骨董市やフリマなどで調達することが多いので、着物屋さんとはあまりご縁がなかったのですが、志村ふくみさんの超高級着物を見た後だったので、お隣のこのお店で後さき考えずに帯を選んでしまったのです。
そのときの顛末は、こちら▼。
お誂えの帯は、金箔や銀箔が織り込まれているものです。
長さをマイサイズに、通常よりも短く誂えてもらいました。
私にとっては、お値段の張る帯でしたが、後悔はしていませんよ。
私は着物や帯は、値段に関しては無頓着で、高くても安くても気に入ったものなら、使用しています。
ちょっと比較のために、同じ着物で、値段の違う帯を締めてみました。
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まずはいつものクラスの帯です。
世田谷ボロ市で購入したもの。
うちから結城までの料金くらいかしら? (新幹線は使わない場合です)
昭和の帯だと思いますが、長さは私にはOKです。
2本目は、この着物に合わせて選んだもの。
こちらの帯は香港ツアー代金くらいかしら?
ピシッと締まるのですが、最近の帯なので、手先もたれも長すぎます。
そして3本目は、今回の帯ですが、冬のヨーロッパツアー代金くらいかしら。
短く仕立ててもらったので、手先が余らずに、とても締めやすくなりました。
「着物1枚に帯3本」と言われますが、どうでしょう?
ちなみに私が一番好みの帯は、味の素スタジアムの骨董市で見つけた1000円の青い帯です。
たぶん昭和中ごろのものでしょう。
この時は、前の部分に黄色いお花が出ていますが、少しずらすと淡いピンクのお花も見えます。
またお太鼓部分は濃いピンクのお花です。
鮮やかなブルーなので気分がハイになるし、おまけに値段を教えると、みんながびっくりするのが楽しくなる帯です。
デニム着物にBerry工房さんの小物を合わせています。
この帯、最近、ちょっと使っていないので、締めてみようかしら。
ものの値段は、自身の満足度が高ければ、それでよいのでしょうね。
「いろはにキモノ」という雑誌の表紙で、優香さんが締めている黄色の帯です。
(「美しいキモノ」の妹版のような雑誌です。)
実物は写真よりもきれいな鮮やかな黄色で、お太鼓部分には、お花もたくさん描かれていました。
こういうのも好きですね~。
ただし、優香さんはウエストは細い人でしょうから、細いままに着ていてもよいのではないかしら、とちらっと思いましたが。
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