ここにはもうずいぶん何回も出かけていますが、その理由はここが、とても心地よい場所だからです。
そして自由な着物で行けることかしら。
三味線のお稽古の時などは、きちんとした着物を着ていないとまずいし、帯留めも使用できないのですが、ここは何を着ていてもおかしくない雰囲気なので、いつもリラックスして出かけられるのです。
ちょうどこの日は成人の日でした。
町には振り袖姿のお嬢さんも多く目にしました。
そんな日でしたが、風がすごく強かったので、私は黒のニット帽をかぶり、ブルーデニムの着物、チェックのストールというラフな姿でした。
洋服感覚ですね。
こちらはゆうさんの看板。
ポスターの右が「モダン着物小物 梅屋」さん▼の着物、左は「紅型染め屋 紅若菜」さん▼の紅型です。
梅まりさんと若菜さんのお二人の展示販売会です。
お二人ともお若いのですが、独自のファッションセンスと行動力で、今や着物を着る女性の人気の的になっている実力者です。
遠方からいらっしゃる方も多いそうです。
ゆうの玄関はいつもとちょっと変わって、のれんのような手拭いがお迎えしてくれました。
お部屋に入って左側が梅屋さんのコーナーでした。
ポリエステル着物、伊勢木綿の反物、半巾帯、草履、帯留めなどが展示されていました。
右に見えるのは、人気のポリ着物「夜の森」。裏地が真っ黒で素敵でした。
とても手触りが良かったですね。
私もちょっと羽織らせていただきましたが、Sサイズでも裄が長くて残念。
後姿が梅屋の梅まりさんです。
いつもながら、すっきりとしていてかっこいい!
私が以前から気になっていたのは、下の写真の右側にある市松模様の西陣の名古屋帯でした。
梅屋さんの商品は、若い女性向きのモダンでパンチのあるものが多いのですが、市松は年代を問わない柄ですし、きちんと感がありました。
どんな着物にも合いそうです。
おまけに、とてもリーズナブルなお値段でした。
ネットで見ていた時は、焦げ茶色のが素敵だと思っていたのですが、実物を拝見すると、黒と金の組み合わせがよいと思いました。
ところが寸法を測ってもらったら、かなり長いことが分かりました。
うーん、この前やってみたように、自分で帯の長さを短く直す▼よりないのかなと、ちょっと残念でした。
でもダメモトで梅屋さんに相談したところ、「織元に相談すれば、短くしてくれるかもしれない」とのこと。
そうしていただけるなら、ラッキーですよね。
その後、帯を短く仕立てていただくことがOKというお返事をいただきました。
ということで、黒と金のちょっと変化のある市松模様の西陣の帯が、入手できることとなりました。
私のようなチビに対応していただいた、梅屋さん、どうもありがとうございました。
次回は紅若菜さんのコーナーのご紹介の予定です。
*****
この日の装い。
上の写真のショールの下は、デニム着物と、高幡不動の骨董市で買った木綿帯。
たしか1000円でした。
(おはしょりが長すぎましたね。)
帯揚げは100円均一で買ったスカーフ。
帯締めは新宿ルミネの大塚呉服店で店員さんから勧められたもの。
帯留は、ギャラリーゆうで出展されていた皮のブローチでした。
この日は、遊び感覚で着物を着てみました。
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