ある雑誌のチケットプレゼントに応募していたところ、みごと「シネマ歌舞伎」▼のチケットが2枚当たりました。
歌舞伎ファンのUさんをお誘いして、東劇まで見に行ってきました。
映画は、まず玉三郎さんの解説で始まりました。
そして「二人(ににん)藤娘」と「日本振袖始」が上映されました。
去年の3月、歌舞伎座こけら落としの時に演じられたものでした。
私はシネマ歌舞伎を見るのは初めてだったのですが、お芝居だけではなく、役者さんのお化粧シーンや、舞台の裏側などもうまく写されていて、普通の舞台とは違った面白さがありました。
「二人藤娘」は玉三郎と七之助さんが藤の精になって踊りました。
華やかで美しい舞台でした。
映画なので、かなりアップシーンがありましたが、そうすると、やはり玉三郎さんの年齢が表れてしまいますね。
舞台で見ているときれいなのですが、映画というのは厳しいところがありますね。
「日本振袖始」は、日本書紀や古事記にも書かれているヤマタノオロチの伝説を元に、近松門左衛門が作ったお話です。
玉三郎さんが美しいお姫様から恐ろしいヤマタノオロになるのですが、ヤマタノオロチのお化粧がすごかったですね。
これをやっつけるのがスサノオノミコトの勘九郎さんですが、きりりとしていてよく似合っていました。
立ち回りは迫力がありました。
私としては、三味線と長唄だけのシーンが素晴らしいと思いました。
あのように弾けたら最高ですね。
妖艶な美しさと、エンタテイメントがミックスしたお芝居でした。
映画の後は、お正月に着物を買ったこちらのお店▼に行ってみました。
ご主人が写してくれました。
売った着物を着てもらうのが、お店にとっては一番うれしいのでしょう。
ワゴンの半襟を探しているUさんの姿も写っていますね。
ここでは大島紬などをいろいろと見せていただきました。
素敵な着物は見ているだけで楽しくなります。
お腹もすいてきたので、近くの食堂で、とろろ汁つきのチキン定食をいただきました。
12穀米が多すぎて、お腹いっぱいになりました。
この後は、出光美術館に行ってみました。
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