ここで開かれていた「高野山 祈りの美」を鑑賞するためです。
その前に、お腹が空いてしまったので、デパートの中にある「浅草梅園」でまずは休憩。
小さなちらし寿司とおすまし、白玉団子のセットで1500円くらいでした。
ちょっと高いですよね。
でも座席が広々としていて、サービスも良かったので仕方ないかな。
あんこはさすがにおいしかったですよ。
私は、ふだんあまり外で食事をしないので、お昼ご飯を選ぶときは困ります。
だいたいが多すぎるか、味が濃すぎるか、値段が高すぎるので、ちょっと感じの良いパン屋さんでパンとコーヒーにするか、あるいはおなかが空いたまま帰宅してしまうこともよくあります。
もう少し女性向きで軽く食事ができる、ゆったりとしたお店が増えてほしいですよね。
でもそういうお店では、儲からないかな。
さて、高野山の展覧会ですが、今年は空海が高野山に道場を開いて1200年になるという記念の年だそうです。
チラシにある桜の絵は、日本画家の中島千波さんが襖絵として描いたものです。開創1200年を記念とした新作です。「桜の間障壁画」と呼ぶそうです。
会場に展示されたこの襖絵は、一本の大きな桜の木が4面に描かれていて、それが3つあったので、全部で12面ありました。
大きな襖がホールの三方をぐるりと囲んでいて、会場がピンク色一色に染まり、圧倒されました。
襖絵は、高島屋での展覧会が終わったら、高野山・金剛峯寺の奥殿へ収められるそうです。
うっとりと眺めてきました。
この展覧会は、空海の説明よりも、高野山自体の展覧会というスタンスのようでした。
特に高野山の水槽(池かしら?)の中に浸かってお経を唱えている若いお坊さんたちの姿は迫力がありましたね。
何かを信じるというのはすごい力になるのだと思いました。
また皇室関係のゆかりの品が多くありました。
皇室と密教が結びついているというのも意外でした。
空海のことは、三田誠広さんの「空海」▼くらいしかよく知らないのですが、1200年も前に中国に渡り、そして日本各地で仏教を広めたというのは、すごい方でしょうね。
いつか高野山に行ってみたいと思いました。
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