無料でいろいろなジャンルの邦楽の演奏が楽しめるのです。
第一部は小唄、端唄
第二部は長唄
第三部は地唄
という構成になっていました。
会場は新橋駅から直通の内幸町ホールです。
ここは千代田区の持ち物なんですね。
さすが、立派です。
内幸町ホールの脇には「樋口一葉 生誕地」という看板が立っていました。
へー!
一葉さんはここで生まれたんですね。
それにしても24歳で亡くなってしまうなんて、惜しいですね。
私は、第一部の終わりの方から聞いたのですが、面白かったのは創作「さるとかに」でした。
これは高橋裕恵さんというお話を朗読する人と、三味線、お琴の3人による掛け合いでしたが、とてもユニークで面白い内容でした。
「さるかに合戦」の話はなんとなく知っていましたが、なるほど、こういうストーリーだったのねと改めて面白く感じました。
会場には、粋な世界のお姉さまたちや、どこかの旦那衆と思われるような方が多くいらっしゃいました。やはり平日の昼間の時間帯に三味線を聞くというのは、普通の会社勤めでは、なかなか無理ですよね。
素晴らしいと思ったのは、プロの三味線に合わせた中学生の太鼓・小鼓の合奏でした。
「勧進帳」を演奏していました。
中学二年生、三年生の男子と女子の5名でしたが、男の子は紋付き袴、女の子は桃割れに着物姿でとても可憐。
三味線ももちろん素晴らしかったですが、子供たちが一生懸命太鼓をたたいていて、本当に素晴らしかったです。
実は「勧進帳」は私も今度のおさらい会で弾くのですが、中学生に負けたな、と思いました。
*****
この日の装い。
邦楽の演奏会に行くときは、柔らかものを着るようにしています。
今年のラッキーカラーの黄色の色無地。扇の地模様になっています。
帯は東三季で誂えた箔の帯。
もう少し中央を下げて締めた方が良かったですね。
早春らしく、帯揚げと帯締めは淡い黄緑にしました。
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