2015年4月1日水曜日

赤坂のお寺の思い出

先日、赤坂サカスに文楽鑑賞に行ってきました▼が、赤坂は私の小さい頃は、「お墓参りに行くところ」というイメージがずっとついている場所でした。

というのも、TBSの裏にあるお寺に、父方の祖父のお墓があったのです。
それで子供のころから、何回ともなく赤坂にはお墓まりに来ていました。
亡くなったのは昭和30年ごろだったと思うので、今からもう60年以上も昔からですね。

当時からTBSはありましたが、もちろん今のような立派なビルではなく、東京タワーのミニ版のような赤い低いタワーが立っていたと思います。

今はお寺の周辺は、すっかりビルだらけになってしまいました。


この辺りは、「赤坂」という名前の通り、とても急な坂が多くて、歩くのもしんどいところです。
お寺のある通りは、こういう名前の坂です。


赤坂は昔から繁華街ではありましたが、今のように飲食店がごちゃごちゃしているような感じはありませんでしたね。

おじいさんの法事の後に、親戚そろって、赤坂のうなぎ屋さんで会食をしたことをよく覚えています。

また坂のふもとには、園まりさんの花屋さんがあったような気もします。

いずれにせよ、遠い昔のことです。

お寺の入り口は近代的に改装されていました。
後ろはTBSのビルでしょうか。


そういえば、2008年4月29日に、赤坂サカスができたばかりのときにも、お墓参りをしています。
その時のブログ▼

この後に、建て替えがあったようですね。


このお寺には、父方の祖母と祖父が眠っています。
今生きていたら、二人とも130歳くらいでしょうか。
明治・大正・昭和という激動の世界を生きた人たちでした。
祖母は長生きをして、91歳で大往生を遂げました。


このお墓を見て、父方の家紋を思い出しました。
15枚笹という紋でした。

中途半端におなかが空いていたので、赤坂見附のちょっとおしゃれなパン屋さんに入りました。
エッグマフィンを注文しましたが、中には卵が丸ごと1個、ほうれん草、ベーコンがどっさりと入っていて、これだけで十分満腹になりました。


赤坂も本当に変わってしまって、祖父母がもし生き返ってみたら、あまりの変貌ぶりに腰を抜かすだろうと思ったほどでした。



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