2015年4月19日日曜日

着物でパスポート ~撮影・申請・受取~

パスポートの有効期限が間近になったので、写真屋さんで証明写真を撮影してもらうことにしました。
着物姿で写してもらいました。
最近は海外に行くときも着物なので、どうせなら着物のほうが私らしくていいかと思ったからです。

その時の着物。
玉村先生の「白玉着物」です。
良いものをまとうと、私でも上品そうに見えるでしょう?


写真屋さんは、「着物だと姿勢が良くなるね」と話しながら写してくれました。
でも出来上がった写真は、顔ばかりで、襟元がほんの少ししか見えず、着物とは分からないような身分証明写真でした。
まぁ、仕方ないですね。

そして着物を着て、都庁に申請に行きました。
この時はどんよりと曇った日でした。
まだ木々には緑の葉はありませんでした。


申請すると、係りの人が、「眼鏡の奥の目の色が違っている」とかケチを付けるのです。
「でもちゃんと写真屋さんに写してもらったのですが」と言ったところ、「何か問題があってもいいですね」と念を押されました。
そんなこと言われても、こんな着物のおばさんが、他人と間違えられて、入出国でトラブルが起きるということはないと思うのですけどね。

申請した時の着物は木綿でした。


パスポートができあがって、しばらくして、また新宿の都庁まで受け取りに行きました。


そういえば、初めてパスポートを取った時は、有楽町の交通会館に行ったのでした。
都庁がまだ有楽町にあった頃です。
今は東京国際フォーラムになっていますが、あそこに都庁があったのです。

新宿に都庁ができる前は、この辺りは淀橋浄水場でした。
浄水場を、小学校の社会科見学に行った記憶があります。
大昔の話ですけどね。


今のパスポートはICチップが入っていて、ちょっと分厚くなっています。
大昔のパスポートはもっと大型だったような記憶があります。

30年ほど前、公用パスポートを使用していた時期がありましたが、その時は表紙の色が違っていました。
これを持っていると、入国の荷物チェックがないので、大人用の雑誌も大っぴらに持ち込める、なんて噂を聞いたこともありますが、今はどうなんでしょうね。

受け取りに行った時の着物。


自分で丈を短く詰めたド派手なグリーンの紬です。
丈はちょうど良くなりましたが、身幅がまだ広いのです。
でも、袷なので、直すのは大変。
もうこれ以上、この着物は直さないことにしました。

こんど、マイナンバー制度が始まり、そのカードも写真入りになるようですが、そうしたら、やはり着物姿の写真にしようかしら。








4 件のコメント:

  1. 目の色が違うって!ただのイチャモンですよねぇ。
    もしかして着物だったから!?
    着物着て歩いてるとジロジロ見られることがありますが、
    裸で歩いてる訳でもないのに何故かなぁと思います。

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  2. マサ4/19/2015

    そういえば、20年くらい前かしら。
    子供たちが初めてパスポートを作って取りに行くとき、都庁までの道を歩くのが恐いって嫌がったんですよね。
    あのころ、西口にはホー〇レスの方がたくさんいたんです。今はそんなこともなくなりましたね。

    私もパスポート作らなきゃ。チェリ-がお星さまになったので、今年は海外旅行にでも行こうかなぁと思っています。
    最後に海外へ行ったのは、もう十年以上も前のことですね。

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  3. よーでるさん、いちゃもんかどうか分からないけどね。
    どういうわけか、アイシャドーも塗っていないのに、眼鏡の下のまぶたが緑っぽくなっていて、それが悪かったのかしら。
    でも私の責任ではないのよ。

    よーでるさんが、じろじろと眺められるのは、お美しいからでしょう。きっとヤキモチよ。

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  4. マサさん、新宿西口の動く歩道はとてもきれいにリニューアルされましたね。
    私も最近は海外にはあまり行ってないのですが、妹たちのことを考えると、常にパスポートがないとまずいのです。
    マサさんが安全に海外旅行に行けるよう、きっとチェリーちゃんは天国から見守ってくれると思うわよ。

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