私の好きな宇江佐真理さんなどの時代小説には、かならず大川(隅田川)をチョキに乗っている場面が出てくるので、同じような体験をしてみたかったのです。
なかなかチャンスがありませんでしたが、たまたま東京都の広報誌で「イベント便」を募集していることを知り、応募したところ、当選通知が届きました。
今回の水上バスのイベント便のミニクルーズは、両国の国技館近くからスタートしました。
五月場所の予約が始まっているようで、こんなのぼりが立っていました。
クルーズに参加する人はこちらの両国発着場に集合です。
水上バスからは、こういうチラシのような景色が見られるはず。
コースは、まず出発地の両国から北にのぼって浅草の二天門へ行き、その後は、南に下って、いくつかの橋をくぐり、浜離宮までという約1時間コースでした。あちこちで乗船が可能なようでした。
こちらが水上バスの乗り場です。
比較的大きな、こちらの「こすもす号」に乗り込みました。
川岸は高層ビルが立ち並んでいました。
あちらに見えるのは小型船。
これは狭い川でも通ることができます。
両岸には八重桜や、可愛らしい草花も植えられていて、眼をなぐませてくれました。
スカイツリーが見えてきました。
吾妻橋を通過中です。
ガラス越しに写したので、水滴が付いています。
駒形橋の下をくぐります。
水上バスの座席から写すのは、けっこう大変です。
浅草の黄金のモニュメントが見えてきました。
清洲橋。
これはドイツの橋を真似したそうで、美しい吊り橋でした。
橋をいくつも通過しましたが、割とスピードがあるので、スマホではあまりよい写真は撮れませんでした。
ガイドさんの話では、なんとか橋(名前を忘れました)にフランスの有名な彫刻家の作品が設置してあるそうですが、これと同じのが例の大塚家具のお店にも置いてあるということでした。すごく高価な彫刻とのことでした。
ちょっと甲板に出てみました。
風が強くて、着物だと裾が乱れてしまうので、やはり中に入ることにしました。
水上バスの内部の席はこのようになっています。
宮島に行くフェリーを思い出しました。
定員が130名だったと思います。
聖路加病院のあたりまでは起きていたのですが、その後はちょっと眠ってしまったので、写真がありません。
勝鬨橋などを通過していたようです。
気付いたら、もう、浜離宮に到着していました。
水上バスから降りて、上陸。
これは江戸時代の将軍と同じ方法ですね。
そして樹木医の先生の説明のもと、八重桜を楽しんだのでした。
八重桜のご紹介はこちら▼をどうぞ。
水上バスは、他にも葛西臨海公園まで行くコース、お台場まで行くコースなどいろいろあります。
このコースの詳細はこちら▼でご覧いただけます。
東京の姿を川の上から眺めるのも、いいものですよ。
この日の装い。
雨に濡れても良いように、超劇安の紬着物です。
青に赤い細い線が入ったしなやかな紬ですが、男物でもよいような色合いでした。
1000円でした。
染めの帯は新品なのですが、私には長すぎて困るので、見えないところで重ねて縫ってしまったものです。
ちょっと乱暴なやりかたですが、生地が固くないので、楽に縫えました。
朝のうちはちょっと涼しかったので、短い羽織を着ていましたが、だんだん熱くなり、すぐに脱いでしまいました。
真っ黒ではないので、あまり仰々しくならず、ブレザー感覚で羽織っています。
名古屋の大須観音の骨董市で300円で仕入れたもの。
レースのような生地なので、丸めてもしわにならずに助かります。
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