先日、目黒の松岡美術館でゆっくりとしたひとときを味わった▼後は、お隣の恵比寿で開かれている着物・オブジェ作家の重宗玉緒さん▼の個展に行ってみました。
会場は、恵比寿駅から徒歩5分ということでしたが、迷いに迷って、20分以上もウロウロとしていました。
ここは代官山からのほうが近い場所でした。
あまり歩いたので、この看板を見つけたときはホッとしました。
「Engagement Ribbon」という名前の個展でした。
重宗さんはまだ若い女性なのですが、とても個性的な作品を生み出す能力のある方です。
一番初めに見た彼女の作品は、女性の裸体を着物に大胆に描いたものでした。あまり大胆すぎてそれがヌードだとは分からないほどの着物でした。
他にも蟻など、普通の着物作家では考えつかないような題材を作品にしていました。
今回は、バラやリボンなどをあしらった、カラフルで夢のある作品が多かったようです。
チェスとハトの模様は、いつもの帯だけでなく、今回はバッグにも仕立てられていました。
こちらは着物の原画ですが、別々に描いてパーツの配置を決めて、そしてパソコンを駆使してつなぎ合わせるようにして着物を作り出すのだそうです。
上の写真にあるお城やリボン、バラなどがこのように配置されました。
バラもゴージャスだったし、着物の水色もとてもきれいでしたよ。
私ももう少し若ければ、彼女の作り出す着物を着てみたかったですが、さすがにそれは厳しいので、絵葉書をお土産にしてきました。
発色がとてもきれいでした。
記念の写真です。
どう見てもおばあさんですね。
真ん中の着物は今年の新作だとか。
黒い帽子には、なんと「最後の晩餐」の絵がついたベルトのようなものが巻かれていました。
会場には若い女の子が多くて、私のような者はちょっと浮いてしまったかもしれませんが、楽しませていただきました。
若い人が、昔のしきたりなどにとらわれずに、自由な発想でものづくりをするのは、素晴らしいですね。
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