15分という番組枠をいただき、その中味は自由に任されていて、番組の内容も収録も編集もすべてやって、完パケという状態にして納品するまで、全部、普通のおばさんたちがやっていました。
内容はインタビュー番組で、毎週日曜日に放送されていました。市内に住んでいる有名・無名の市民の話を聞く番組でした。
そのゲストの人たちを探すためにあちこちで情報を集め、そして出演の依頼をして、事前アンケートをとり、マイクの前で収録をして、自宅のパソコンで編集をするということを、数人のスタッフでしていました。
全部手作りで、ボランティアでした。
私は発足当初の2003年から参加していました。
番組を作ることが楽しくて、私は5年の間、毎週のゲストとお会いしてきたので、約250人の方とお会いして、お話を聞かせていただくという貴重な体験をすることができました。
今振り返ってみれば、その頃は認知症が始まった母も同居していましたし、わがままな独身の娘もいて、また大学での仕事の他にもう一つ短時間のパート仕事もしていたり、趣味のエアロビも続けて、今考えると、我ながらよくやっていたものだと思います。収録の編集作業は自宅でしていましたが、部屋に引きこもって深夜まで作業を続けていたのも、家族はどう思っていたのでしょうね。
こちらはちょうど100回記念のとき、新聞に掲載された記事です。
朝日、読売、東京、サンケイの新聞に紹介していただいたと思います。
ちょうど10年前の写真なので、私も若かったですね。
放送の内容はインターネットでも聞けるようにしていたので、今でもそのときの音声が残っています。
2003年からの音声が聞けるサイトはこちら▼
その当時の番組の前と後に流していた音声も残っています。
ずいぶんと早口でしゃべっていましたね。
前ナレーション▼ (42秒)
後ろナレーション▼ (2分)
BGMは、今聞いても、なかなかよい曲を作っていただけたなと思います。
素人のおばさん集団が作り上げたラジオ番組でした。
今ならそれほど不思議でもないでしょうが、10年前と言えば、インターネットも今ほどは普及していないころ、よく頑張っていたなと、少しは懐かしく思われます。
なお、このブログの下の右側にある「ラベル」の中の「ラジオ番組の裏側」には当時の様子を書いているブログもありますので、お時間があればどうぞお読みください。
としちゃんとこの番組を通じて知り合ったんですよね。
返信削除「なんて行動的でパワーのある方でしょう」と驚き、刺激を受けました。
目的や対象は違いますが、今でも相変わらず行動的ですね。今でも相変わらず刺激をもらっています。
マサさん、思わず2008年3月のインタビューをまた聞いてしまいましたよ。
返信削除http://chofu-catch.sakura.ne.jp/minnadenet/wakuwaku2008/2008-3-2.html
マサさんのお声はしっとりとして美しく、お人柄が出ていますね。
それにしてもインタビューがしゃべりすぎで下手だわ。
実はあの時はBGMを入れるのが難しくて、何回も音量を調整したのですが、素人の割にはうまくできたかな。
もう7年前だったのですね。
すご~い、としちゃん、アナウンサーのようですね。ステキなインタビューでした。いろんな才能があってとしちゃんは奥が深いですね♪
返信削除kimono熱さん、お恥ずかしい限りです。
返信削除でもまるで素人のおばさんたちが集まって番組を制作したのは、ちょっと自慢できるかも。
いろいろなゲストの方にお会いして、裏話なども聞けたのはラッキーでしたね。