真夏の間はあまりに暑かったので、ちょっとお休みしていたお直し教室ですが、9月になって少しは涼しくなったので、また出かけてきました。
お店の前のお人形さんも、単衣着物になっていました。
このお教室はチケット制なので、行けるときに行けるのが便利です。
今回は、小千谷ちじみのお直し。
こちらは7月に着たときの写真です。
これは誂えたものなのですが、全体的に仕立てが大きくて、それでなくてもガバガバした生地なので、かなり太って見えます。
そして、一番の難は、衿がものすごく分厚くて、ピタッとしないのです。
それで先生と相談して、衿をほどいて中身を薄くして、ばち衿仕立てに作り替えることになりました。
私の場合、身体が小さいので、その分の余りが衿の中に入っているので、衿が分厚くなってしまうということでした。
私は、これまで裄を短くしたり、身幅を狭くしたことはありますが、衿の部分は初挑戦でした。
ほどいていくと、衿の中の様子がよく分かりました。
最初はこうなっていました。
まずホックを取り除いて、上側の部分をほどきました。
衿裏をほどいて広げたところです。
みつえりという布が入っていました。(右上に見える白い布)
そして邪魔な衿裏を取り去り、また縫い直しました。
この日はここまで。
またこの着物は大きな居敷当てが付いていて、それで着ているとすごく暑いので、これも小さなものにすることにしました。
この日は雨だったせいか、参加者が少なくて、おしゃべりしながら和気あいあいと作業ができました。
終わった後は、立川駅で珍しく外食しました。
冷麺のようなネギ蕎麦でした。
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この日の装い。
雨模様で蒸し暑い日だったので、どうしようか迷いましたが、あれこれ選んで結局は、浴衣を浴衣のまま着ました。
半襟を付けると暑くてたまらなかったのです。
9月の浴衣でしたが、菊の模様だし、それほど季節外れではないので、良いだろうということで。
帯は麻の青い帯。
京都の東寺の骨董市で千円で買ったものだと思います。
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