久しぶりに訪れたら、お洒落な駅舎になっていました。
その駅から徒歩3分くらいのところに、かつて住んでいたことがありました。
今からもう45年近くも前のことです。
大家さんの隣に立っていたちんまりとした「離れ」のようなおうちで、6畳と4畳半、それに台所のついた家でした。
すぐお隣がお風呂屋さんだったので、風呂無しでも構いませんでした。
「神田川」のように、洗面器をカタカタ鳴らしながら、風呂屋通いをしたものです。
そのあたりを通ってみましたが、昔の面影はまるでありませんでした。
氷川神社だけは昔から同じ景色でした。
住所から言うと、この花屋さんのあたりに住んでいたことになります。
うーん、あの家がこうなったのかしら?
家の向かいには小さな美容院があり、そこでよくシャンプーカットをしてもらっていましたが、今は大きなマンションになっていました。
あまりに変わってしまい、懐かしいと思う暇もないほどでした。
でもこのスーパー「オーケーストア」は昔のままでした。
そんな懐かしい高円寺の町で、着物小物のイベントがありました。
「アフタヌーンきもの」▼というものでした。
私のお目当ては「hanamame」さんの帯留でした。
実は、五箇谷さんのスタッフさんが可愛い帯留をしていたのすが、それがhanamameさんのものだと聞いて、私も一つ欲しくなってお邪魔したのでした。
こちらの「二軒目」というところが会場でした。
このお人形さんはハロウィンコーデなのだとか。
狭いらせん階段を上っていくと、たくさんの手作りの品が並んでいました。
あれこれ迷いましたが、結局、楕円形の帯留を購入。
クレイアートと言って粘土で作っているそうですが、とても発色が美しいものでした。
作者のhanamameさんと。
とてもセンスの良い方でした。
こういう着こなし、大好きです。
その後は、北口のあづま通りにある「豆ぶどう」▼というリサイクル着物やさんに向かいました。
すると、なんということでしょう、さっき買った帯留にぴったりの紫色の三分紐が目につきました。
ラッキーなことに、これは裏表が使えて、おまけに真珠の帯留もついているというお買い得品でした。
久しぶりに高円寺に出向き、良いお買い物ができて、嬉しい日でした。
戦利品のご紹介はまた後ほど。
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この日の装い。
まだまだ暑かったので、前日と同じポリの着物です。
帯だけ変えてみました。
Berry工房さんのピンクのレース帯。
乙女チックで大好きな帯です。
足元もBerry工房さん。
ふわふわで歩きやすい草履です。
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