先日、銘仙で有名な秩父まで出かけてきました。
主に埼玉に住んでいらっしゃる方の「きもの de サルコ」という集まりがあるのですが、そのイベントで秩父遠足の企画があったので、すぐに手を挙げて参加しました。
ちなみに「サルコ」とは、鹿児島県の方言で、「あちこち歩く」という意味なんだそうです。
私はてっきりイタリア語かどこかの外国語だとばかり思っていました。
実はそのメンバーの方とは、facebookではお友達になっていて、お互いのお顔や日常は分かってはいるのですが、実際はお目にかかるのは初めての方ばかりでした。
でも秩父駅で7名が集まると、すぐに打ち解けることができました。
これも着物のおかげでしょうね。
秩父までは私の住んでいるところからは、京王線→南武線→武蔵野線→西武池袋線→西武秩父線と、いくつも乗り換えて行かなくてはならないところでした。
経路検索でしっかりと事前チェックをしたのですが、平日の早朝だったので通勤ラッシュに遭遇してしまい、駆け足で急ぐサラリーマンの群れに埋まってうまく歩けなくて、電車を一本乗り過ごしてしまいました。
すると、次の電車が30分もなく、集合時間に遅刻してしまうことになり、慌てて西武の特急に乗り換えて行くことにしました。
レッドアロー号です。
この特急に乗って少しは時間が短縮できたのですが、その間、他の方は駅に隣接しているお土産屋さんでアイスクリームを食べてゆっくりと待っていて下さいました。
本当に遅れてごめんなさい、でした。
そしてみんなが秩父駅に集合した後は、タクシー2台に分乗して、まず最初の訪問地である「新啓(あらけい)織物」▼まで出かけたのでした。
そうそう、帰路は西武秩父線、八高線、中央線、南武線、京王線などを利用して帰宅しました。
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この日の装い。
銘仙の産地に行くのなら、やはり着物は銘仙ですよね。
他にも銘仙は何枚か持っているのですが、今回は派手にいきました。
新宿アルタにある「たんすや」さんで千円で買った銘仙です。
寸法がドンピシャだったので、派手なのを躊躇せずに買いました。
後で羽織に直せるのなら、直してみたいですね。
帯は京都の女医さんからいただいた黒に赤の菊の花。
帯揚げは、きものサローネで買ったばかりのものです。
でもこのままの姿で電車に乗るのはさすがに気が引けたので、黒の紗の羽織を着ました。
紅葉の柄が刺繍されています。
なお、今回のシリーズには同行されたみなさまからご提供された写真も含まれております。
使用させていただき、ありがとうございます。
(この項、続きます。)
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