夫はスノボ用品を探しに出かけたようです。
さて私はどうしようかと、ちょいと悩みました。
というのも、原宿駅の近くで着物イベントがあることを覚えていたのですが、そのイベントはすごく若向きの、どちらかというとギャルっぽい着物を着る人たちが集まるようなので、私のようなおばあさんが行っていいものかどうか、頭の中でぐるぐると考えました。
それは「東京キモノはいからっと」▼というイベントです。
若い人にはとても人気のイベントだそうで、入場整理券まで出るのだそうです。
この日は最初は夫と出かけたので、地味な大島だったので、よけいに気が引けてしまいました。
でもお気に入りのBerry工房▼さんも出店しているようなので、挨拶だけでもしてこようと思い、意を決して会場の方まで歩きました。
地図を見ながら歩いていたのですが、かなりの住宅街に入ってしまい、ほんとにここでよいのかしらと思っていたら、向こうから派手な着物姿の人たちが歩いてきました。
それで、ここで良かったのだと思いました。
会場に入った途端、すごい熱気を感じました。
「はいからさんが通る」のような女の子がいっぱいでした。
思い思いに着飾った人たちが、楽しそうに写真を撮りあっていました。
アンティーク着物や、派手派手なアクセサリーがいっぱいでした。
それでも入り口付近に、知り合いのアイコさん▼のコーナーがあったので、安心しました。
彼女は付けまつげばっちりで、可愛らしく着飾っていました。
そして、Berryさんを発見して、おばあさんも落ち着きを取り戻しました。
「嫁と姑」の図です。
この日は、シックな藍色にレースのお着物でした。
だんだん周りを見渡す余裕も生まれてきて、アンティーク着物や帯、小物を見て回りました。
いろいろなアイディアの商品がたくさんありました。
みなさん、すごく工夫されていらっしゃるのが分かります。
自分で産みだしたものを、みんなに買っていただくのは、楽しいでしょうね。
ものすごく派手で若向き、とばかり思っていましたが、意外と普通のものも置いてあり、その中でtento▼さん、というお店の帯に目が行きました。
鮮やかなブルーに、赤、オレンジ、黄色、緑の抽象柄が織り出されていて、まるで熊谷守一の絵画のようでした。
実物はもっときれいな色です。
長さも私にはぴったりでした。
とても素敵でしょ。
「これは若向きだから」とか「これは私には似合わない」などと決めつけずに、好きなところで好きなものを選ぶのが良いと思いますね。
ピンとくるものがあったら、年齢に関係なく着てみたいですね。
この日はおいしいワインも飲めたし、素敵な帯も手に入ったし、よい日曜日でした。
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