先日、八王子のハニカムステージ▼で、ビーズ織りの講習会▼に参加してきました。
私はものすごく不器用人間なのに、未知のものに出会うと、ちょっと手を出したくなる悪い癖があるのです。
今回の「ビーズ織り」というのも、どうして「織」という名前が付くのか不思議で、それでちょっと体験してみたくなりました。
ビーズ織りの講師は、秋に八王子娘のイベントの時にビーズで羽織紐を作っていただいた▼、夏子先生です。
夏子先生は工芸の専門家ですが、とても色の配色センスが良くて、素敵な作品をたくさん生み出していらっしゃる方です。
とても優しい先生なので、難しいところは手伝っていただいたり、またこちらの希望をいろいろと受け入れて下さいます。
今回の講習は、本来は上級者向けのコースで、このようなブローチを作る予定でした。
他の3名の参加者は、すでにビーズ織りの経験者なので、こちらのブローチに取り組んでいました。
キラキラしていて素敵ですね。
でも私はビーズ織りはまるで未経験なので、とにかく簡単にできて、そして帯留にできるものを作ってみたいと、お願いしました。
材料はこちらのビーズを使います。
ものすごく小さい粒なので、すぐに落としたり、なくしたりしてしまいました。
下に見えるのが図案です。
そしてこちらの変わった道具を使用します。
大きさはたばこケースくらい?
(ちなみに、他にも道具を使用しないで、空中で編み上げる方法もあるそうです。)
真ん中に棒があり、両脇にギザギザがあるのが特徴です。
こんなふうにして、ギザギザに糸を渡します。
今回のデザインは、9粒のビーズで模様を作るので、糸は10本張りました。
そして針に糸を通して、そこにビーズを配色通りに入れて行きます。
右にビーズが見えますね。
そして、今度は反対側から糸をビーズの上に通すようにします。
なんとか3段目までできました。
これを繰り返していきます。
このような作業は、「織物」と似ていますね。
それで「ビーズ織り」と呼ぶのかしら、と思いました。
少し慣れてくると、針の動きが進みます。
柄がなんとなく見えてくると嬉しいですね。
サイズを調整するために、途中に1段だけ、金色を入れましたが、これが良いアクセントになりました。
ビーズが配置されました。まだちょっと歪んでいますね。
糸の最終処理は難しいので先生にしていただきました。
そしてビーズを小さな額縁に入れます。
この額の裏に、私が持参した帯留め用の小さな部品を付けてもらいました。
はい、出来上がり。
帯や帯締めと合っていないのですが、黒や白の帯に合わせたら、もっと素敵でしょうね。
私が挑戦したビーズ織りは、本当に初歩の初歩で四角いタイプですが、先生は鳥やお花の形など、カーブのあるものも作りっていて、また色の組み合わせがとてもシックで素敵でした。
2016年1月にも講習があるそうですので、ご希望の方は、こちら▼をご覧ください。
夏子先生は「ビーズの修理もOKですよ」とおっしゃっていたので、お言葉に甘えて、壊れてしまったビーズの羽織紐も直すことにしました。
この羽織紐は、3年前に、「一欅庵」のワークショップで自作(といいうか、ほとんどMさんの手によるもの)したもの▼ですが、ある日、気づいたら途中で切れてしまっていました。
部品を落として短くなってしまったので、両端に白いパールを追加することにしました。
ここでも夏子先生のセンスの良さが発揮されました。
はい、出来上がり。
羽織紐が復活できて、嬉しいですね。
ハニカムステージでは、この日は生け花教室も行われていて、八王子娘さんも素敵なクリスマス用のお花を活けていらっしゃいましたよ。
お洒落なセンスに溢れる夏子先生、そしていつも楽しい雰囲気の八王子ハニカムステージの皆様、どうもありがとうございました。
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この日の装い。
前回、スヌードを習った▼ので、出来上がりを「くればやし」の先生にお見せしたくて、それに合わせて緑の紬を着ました。
ド派手な緑ですが、たんすやさんの催事でワンコインで買ったもの。
帯留は、巣鴨のイベントで「ツヅクキモノ」の講習を受けて▼自分で作ったもの。
スヌードを巻いてみたところです。
そして、糸のお店「くればやし」まで行ってきました。
色々な種類の糸がとてもたくさんあるお店でした。
ビーズ編みは楽しい講習でしたが、久しぶりに張り詰めてやったせいか、肩こりになりました。
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