昨日、2月11日は建国記念日で祝日でしたが、私が子供のころはこの日は祝日ではありませんでした。
初めてこの日が祝日となったのは、たしか高校生の頃だったと思います。
つまり今から50年ほど前のことでしょうか。
確かめてみたところ、1966年、昭和41年に国民の祝日として制定されて、翌年から祝日となったそうです。
それ以前は、この日は「紀元節」と呼ばれていました。
その由来は、「日本書紀」に、神武天皇が即位された日であると書かれていたということで、この日になったようですが、当時は祝日として制定されるのに、ずいぶんと反対がありました。
それでも一度祝日になってしまうと、だんだんそのいわれなども忘れられてしまい、単なる2月の祝日として、捉えられるようにになってきた気がします。
私の記憶では、2月11日は雪が降る確率が高かったような気がしますが、どうでしょうか。
50年前の写真は見つからなかったのですが、こちらは60年前、小学校入学当時だと思われる私です。
たぶん母の手作りのブラウス、スカート、そして手編みのカーディガン姿です。
肌色の靴下(腿の付け根までありました)のヨレヨレ具合が、昔っぽいですね。
今どき、こんなおかっぱ頭の子供はいないでしょうね。
それにしても、高校生の時は、それから50年も生きながらえるなんて、思ってもみませんでした。
当時は、ハタチと言えばだいぶ先の話、30歳になった自分も想像することはできず、ましてや60歳過ぎのおばあさんになるまで生きるなんて、想像を超えていました。
そんな私でしたが、どういうわけかこの年になってしまいました。
私は長生きしたいとは思いません。
せいぜい75歳か、80歳まで生きれば十分だと思っているのですが、どうも日本の現状では、女性は90歳過ぎまで生き延びる確率が高く、100歳のおばあさんも普通になってきそうです。
おお、嫌ですね。
せめて、背筋をピシッとして、ガニ股にならずに、すたすた歩けるおばあさんでいたいものです。
無理な注文でしょうか。
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