2016年2月12日金曜日

建国記念日

昨日、2月11日は建国記念日で祝日でしたが、私が子供のころはこの日は祝日ではありませんでした。

初めてこの日が祝日となったのは、たしか高校生の頃だったと思います。
つまり今から50年ほど前のことでしょうか。

確かめてみたところ、1966年、昭和41年に国民の祝日として制定されて、翌年から祝日となったそうです。

それ以前は、この日は「紀元節」と呼ばれていました。

その由来は、「日本書紀」に、神武天皇が即位された日であると書かれていたということで、この日になったようですが、当時は祝日として制定されるのに、ずいぶんと反対がありました。

それでも一度祝日になってしまうと、だんだんそのいわれなども忘れられてしまい、単なる2月の祝日として、捉えられるようにになってきた気がします。

私の記憶では、2月11日は雪が降る確率が高かったような気がしますが、どうでしょうか。

50年前の写真は見つからなかったのですが、こちらは60年前、小学校入学当時だと思われる私です。
たぶん母の手作りのブラウス、スカート、そして手編みのカーディガン姿です。
肌色の靴下(腿の付け根までありました)のヨレヨレ具合が、昔っぽいですね。


今どき、こんなおかっぱ頭の子供はいないでしょうね。

それにしても、高校生の時は、それから50年も生きながらえるなんて、思ってもみませんでした。
当時は、ハタチと言えばだいぶ先の話、30歳になった自分も想像することはできず、ましてや60歳過ぎのおばあさんになるまで生きるなんて、想像を超えていました。

そんな私でしたが、どういうわけかこの年になってしまいました。

私は長生きしたいとは思いません。
せいぜい75歳か、80歳まで生きれば十分だと思っているのですが、どうも日本の現状では、女性は90歳過ぎまで生き延びる確率が高く、100歳のおばあさんも普通になってきそうです。

おお、嫌ですね。

せめて、背筋をピシッとして、ガニ股にならずに、すたすた歩けるおばあさんでいたいものです。

無理な注文でしょうか。






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