もう熱も平熱に下がり、咳もほとんど出なくなったので、感染の危険性はないと思って、お出かけしてきました。
行先は銀座の画廊です。
実はちょうど去年の今頃、東京外国語大学にあるアジア・アフリカ研究所の中で、日本画の中村恭子さんという方の展覧会があり、そこで受付のアルバイトをしていたのでした。
その時のブログ
「着物でお仕事1」▼
「着物でお仕事2」▼
超簡単なバイトで、訪問するお客さんにアンケートなどを書いていただくだけの仕事でした。
中村恭子さんという方の描く作品は、とても細かなタッチのものです。
一見、メルヘンチックなのですが、かなり哲学的な深い意味を持つ絵が多く、仕事の合間に楽しく拝見させていただいたのでした。
そしてその彼女から、今年は銀座で個展を開くというお知らせをいただいたので、出かけてきました。
ところが、なんということでしょう、画廊は日曜日は休日だったのでした。
せっかく新宿でお花を用意して行ったのに!
がっくりしたら急にお腹が減ってしまったので、「ハゲ天」に入って、天丼を注文してしまいました。
私はふだんは外食ではてんぷらなど食べないのですが、自分に腹が立って、なんとなく天ぷら屋さんに吸い込まれてしまいました。
ミニ天丼というのでしたが、かなりボリュームがありましたよ。
そのまま引き返すのはもったいなかったので、日比谷線で中目黒まで行きました。
駅の近くで「Rumi Rock」▼の販売会があったのです。
以前、日本橋で初めてこちらの製品と出会ったときは、とても興奮して、絶対に欲しい、と思ったのですが、今回はそれほど強いインパクトが感じられず、ちょっと迷いましたが、結局、何も手にせずに店を出ました。
そして同じ中目黒にある、「ひきだしや」▼さんも探し当てて行ってみました。
目黒川沿いにあるお店でしたが、ここもあまりピンとくるものがありませんでした。
お隣に「KAPUKI」▼というモダンな着物のお店がありましたが、ドアが閉まっていたので、そこを押し開けて入っていく勇気がなく、ちらりと眺めたままでした。
ということで、病み上がりの外出は、何も成果がありませんでした。
何事もあまり期待しすぎるのは、良くないようですね。
思わぬ出会いのほうが、楽しみも増すものだと考えるようにしましょう。
それでも渋谷の駅をぐるぐると歩いても疲れもしなかったので、インフルエンザはもう完全に制圧したのでした。
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この日の装い。
日本画の淡いトーンに合わせて、優しい感じの色合いの着物にしました。
リサイクル着物ですが、よほどチビでぶさんが着ていたのか、私でもおはしょりがぎりぎりで、身幅はたっぷりという着物でした。
黒地の帯にしましたが、白っぽい帯の方がよかったかしら、と反省です。
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