道草をしながら、いろいろな草花や自然に触れて、生活を楽しもうというのがこのプロジェクトの趣旨のようです。
今回はどくだみを使ったワークショップでした。
ハーブ・コーディネーターのみゆき先生に教えていだたきました。
みゆき先生のブログはこちら▼。
地元の大学に集合しました。
そして大学側のご協力を得て、構内の奥の地区まで歩いて行き、そこでどくだみを摘みました。
私はかつてこの大学で仕事をしていたので、懐かしい場所でしたが、そのときはこんなにたくさん、どくだみが生えているとは、まるで気付きませんでした。
まず、みゆき先生からどくだみの摘み方を教えていただきました。
花が咲いている今の時期に摘むのが良いそうで、また根っこからぐっと抜くと良いそうです。
美しいアジサイの横で、せっせとどくだみを摘む参加者のT子さん。
みんな、大きなビニール袋にどくだみをたっぷりと詰めました。
そしてこの袋を持って、今度は地元の名刹である祇園寺▼へと向かいました。
この日は雨の予報だったのに、よく晴れて、歩いていると暑くなるほどでした。
祇園寺は、とても立派なお寺です。
天平年間に建てられたという古いお寺です。
ここの境内で作業をするのです。
まずはみゆき先生からレクチャーを受けました。
どくだみというのは日本三大薬草の一つだそうで、「十薬」とも言われるように、いろいろな症状に効能があるそうです。
美白、虫刺され、やけど、水虫、冷え性などにも効くそうですよ。
まずチンキ剤を作りました。
瓶に葉っぱもお花も入れて、35度の焼酎を注ぎ、日光の当たらないところに3週間ほど置くだけでできるそうです。(毎日、瓶をひっくり返します。)
こちらのスプレーは、先生が前もって作っていただといたチンキ剤に、水とアロマオイル3滴を加えたもの。
私はベルガモットの香りにしました。
これは化粧水やうがい薬などになります。
祇園寺さんの奥様にはどくだみ茶を冷やしてしていただいて、おいしく飲みました。
ここは蚊が多くて大変だったので、蚊取り線香をつけて作業しました。
境内には板垣退助が植えた「自由の松」もありました。
こちらは樹齢500年の椿だそうですが、、染色にするととてもきれいに染まるのだとか。
「みちくさプロジェクト」は楽しく終了しました。
いろいろな道具を用意したり、下準備をしてくださったみゆき先生、どうもありがとうございました。
余ったどくだみは、自宅できれいに洗って、まずは洗濯ネットで水切りをしました。
そして、20本ずつ束ねて、洗濯ばさみに吊るして乾かしました。
これはどくだみ茶にする予定です。
このプロジェクトには「調布企画組」▼のご協力もいただいていました。
みなさん、お疲れ様でした。
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この日の装い。
汚れてもOKな服装、ということで初めてサルエルパンツを履いてみました。
これは袴ではないので、自己流着て、半巾帯の結びめは背中に出して着用していました。
またこれを履いていると、着物の裾が乱れても平気なので助かりますが、トイレに行くときが面倒だということが分かりました。
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