風呂敷を眺めていると、面白いことが分かります。
そこに書かれている文字が、いろいろと昔のことを語っています。
たとえばこちらの風呂敷ですが、「日本橋 一居商店」と書いてあるので、調べてみたところ、このお店は現在も実在している呉服屋さんのようです。
叔母はここのお店のお得意様だったのかもしれません。
全体はこんな絵柄です。
クッキーが散りばめられたような可愛らしい模様でした。
こちらの風呂敷には「文京区民生委員児童委員大会」という文字がありますが、これを検索してみたところ、昭和30年代の風呂敷であるということが分かりました。
全体の絵柄はこんな感じ。
梅のような花が散りばめられていました。
叔母が民生委員をしていたのかどうかは分かりませんが、今でも民生委員の大会は続いているそうです。
こちらは神田さんという方が快気祝いに配ったものでしょうね。
とても素敵な、ろうけつ染めの中くらいの大きさの風呂敷でした。
このように昔の風呂敷を見ていると、いろいろなことが分かってきて、歴史を感じさせられます。
(この項、続きます)
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