2017年2月6日月曜日

市民カレッジ 美術館建築のつづき 1

先月に終了した市民カレッジ▼のレポートをさぼっていました。
受講したのはかなり前のことになるので、うろ覚えですが、メモ代わりにまとめておきます。

まずは昨年12月に受講した「美術館建築を楽しむ」第5回目分です。
タイトルは「庭園の中の美術館」でした。


今回、建築家の先生に紹介していただいたのは以下の3つの美術館です。

1.安曇野ちひろ美術館
2.東京都庭園美術館
3.根津美術館

普通の人は美術館に行くときは、その展示内容を重視して行くのですが、こちらの講座では、展示品ではなく、その建物を紹介されます。
建築家の眼で見ると、ちょっとした外壁や、屋根の作り方にもそれなりの独創性や、機能性があるということが分かり、意外な発見があります。

また建築家一人ひとりの履歴や、その人が作った建物を見ると、連続性や癖などが少し見えるようにも思います。

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まず安曇野ちひろ美術館▼ですが、長野県の安曇野ちひろ公園の中にある美術館です。
1997年、東京にあるちひろ美術館の開館20周年を記念して開館されました。


ちひろの生まれ故郷である信州に建てられました。

アトリエである黒姫山荘を再現しているのだそうです。
地元のカラマツなどの木材を使っていて、周囲の山の景色になじんでいる建物だそうです。

内藤廣さんという建築家が作ったものです。

この建築家は、早稲田出身で、その後スペインに渡り、そして日本に戻ってきた方だそうです。
この美術館以外にも、東京にある新しいいわさきちひろ絵本美術館も設計されました。

この美術館は3期に渡って建てられました。
また世界中の絵本が集められている美術館ということでした。

東京からはちょっと遠い美術館ですが、機会があれば訪れてみたいところですね。

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2番目は東京都庭園美術館。


こちらは、この講座を受けた後、一人で出かけてきたときのブログです。
まとめのかわりにご覧ください。

その1▼

その2▼

その3▼

この美術館はアールデコ様式の建物ですが、フランス人芸術家アンリ・ラパンの影響があちこちに見られます。

ちなみに「世界三大建築家」を教えていただきました。

ル・コルビジェ(スイス生まれのフランス人)
フランク・ロイド・ライト(アメリカ人)
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(ドイツ人)

だそうです。

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3番目の根津美術館は、何回もお邪魔しているところですが、最初に行った時のブログ▼があります。


こちらは2020年の東京オリンピックの競技場を設計している隈研吾さんが設計したもので、2006年にできました。

表参道からちょっと歩いたところにありますが、入り口にある竹の壁がみごとですね。
この竹は本物の竹でできていて、長さは40メートル。


東武鉄道の社長だった根津氏の美術館であり、国宝7件、重要美術品が94件所蔵されているところです。

また広大な庭園が素晴らしく、灯籠にも目を見張るものがあります。
カフェはいつも満員で、私はまだ利用したことはありません。

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この日は、この後に自転車で寄るところがあったので、洋服です。


といっても、これは祖母が着ていた着物をリメイクしていただいたもの。
着物の四角い布をそのまま使っているので、裾が面白い形になっています。

髪の毛がぼさぼさだったので、自作のスヌードをかぶっていますが、帽子に見えますね。

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