浜松は静岡県の都市ですが、2005年に近隣の市町村を大合併をしたため、面積や人口は県庁所在地の静岡市よりも上回るそうで、現在は約80万人が住む都市です。
ここはかつては浜松城の城下町、そして江戸時代には宿場町として栄えてきました。
現在の浜松はミカンやお茶などの第一次産業、ヤマハや河合楽器などの楽器産業、繊維産業が盛んです。浜松ホトニクスも有名ですね。
中でも楽器関係の企業は多く、町を歩いているだけで「ここは音楽の町だな」と思いました。
最初は新幹線を降りたところで、こちらの立派なピアノが展示してありました。
誰でも自由に弾いて良いようです。
そして駅前広場に出ると、そこでは大学生のオーケストラが演奏をしていました。
駅前に隣接しているアクトシティにはコンサートホールが大小とりまぜてあり、コンサートのポスターがたくさん貼ってありました。
浜松市文化振興財団というところのとても立派な建物です。
ここでは国際ピアノコンクールも開かれているのだとか。
とても大きな施設で中にはホテルもあり、駅から10分ほどはアーケードになっているので雨の時でも濡れずに便利です。
またアクトシティには「楽器博物館」▼もありました。
日本で唯一の公立の楽器博物館だそうです。
こちらはタイで使われている「クローン」という楽器で、世界最大の楽器だとか。
ものすごく大きくて、大砲のような感じでした。どんな音が出るのでしょうね。
ここには18世紀のフランスのチェンバロなど、世界の楽器が1300点も展示されているそうです。
さすが楽器の町ですね。
私が旅行した日は、浜松では、たまたま全国の中学生や高校生の吹奏楽大会が開催中でした。
そのため、私が泊まったホテルもすぐ隣のホテルも高校生で溢れていました。
朝食の無料サービスがあったのですが、こちらのお洒落なカフェも演奏会に出演するために来た高校生で超満員でした。
おかげで食事をゆっくりと取ることはできませんでしたが、「頑張ってね」と声を掛けておきました。
また駅の近くにはヤマハミュージック浜松店もあり、ここには音楽関係のすべてのものが揃っているそうです。
音楽を志す人にとって、浜松は特別な都市なのかもしれませんね。
(この項、続きます)
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