2017年4月19日水曜日

ショパンとリスト その1

私は洋楽にはまるで疎いのですが、それでもショパンやリストは、ピアノの名曲をたくさん作った作曲家であるということくらいは知っています。

でも、ショパンにはジョルジュサンドという愛人がいたとか、リストの曲は難しい曲が多いとか、その程度のことしか知りませんでした。

そこでショパンやリストは実際はどんな人だったのか、どんな人生を過ごしたのか、などを教えてもらいながら、彼らが作ったピアノの名曲を聴く、という市民カレッジ▼があったので、さっそく申し込んで出かけてみました。

会場の文化会館の庭には、つつじが咲きだしていました。


会場には、クラシック音楽好きの年金生活世代の人がたくさん集まっていました。


レクチャーをしていただくのは、ピアニストの津田真理さんという方です。


(写真は市民カレッジより拝借しました。)

この講座はとても人気があるようで、同じ内容を曜日を替えて3回も行うということです。

さて、津田さんのお話によると、ショパンとリストは1歳違いのお友達だったそうです。
お互いに捧げる曲を作ったりする良い関係だったのだとか。

ショパンは生まれはポーランドですが、20歳の頃パリに渡りました。
今でいう移民のような立場だったようです。
その後、フランスの文化、ドイツのベートーベンなどの音楽、イタリアのオペラなどから多くの影響を受けたそうです。
彼は家族と別れ、貧困の中で、厳しい生活を送る中で、素敵な曲を作り出しました。

津田さんはショパンの曲を3曲演奏しました。
甘くて優しい雰囲気の中にも、厳しさが感じられる曲でした。
「スケルツォ」という曲は、中村紘子さんに教えていただいたのだそうです。
中村さんの思い出も語られました。

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リストはオーストリア生まれです。
父親が音楽好きだったため、幼いころから音楽活動をしていました。
ところが彼が16歳の時、父親が亡くなり、そのためか宗教に深い関心を持つようになりました。
20歳の頃は僧侶になるつもりだったそうです。

日本でいうと江戸時代後期から末期にかけて生きていた人、ということになりますね。

リストの曲も、やはり3曲演奏していただきましたが、ピアニストにとっては、リストの曲はかなり難しくて技巧が必要なので、弾き終わるとどっと汗が噴き出すような感じ、ということでした。

津田さんはお話がとても上手で、ボキャブラリーが豊富な方です。
それであちこちでレクチャー付きの演奏会を開いていらっしゃるそうです。

今回の講義は格安で、1回が500円。
これが4回あるので、これからも楽しみです。

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この日の装い。

気温が25度くらいでしたので、遠州木綿の着物にしました。
単衣はまだ出していないので、焦りますね。


帯も木綿です。
青海波ですが、なんとなく鯉のぼりのうろこのように見えるので、5月が近づくとよく締めている帯です。

この日は晴れていたので、足元はBerry工房▼さんの草履です。
トルコブルーがとてもきれいです。
こちらのSサイズは、私のような小さい足にもぴったりなので、愛用しています。


上の方に見えるものは、ハンドバッグです。
草履を写すのは難しいですね。

横から見ると、可愛いのですよ。


(写真はBerryさんのHPより拝借しました。)


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