国展は日本最大級の公募展です。
今年は第91回目の国展▼でした。
というのは、私の幼い時の同級生の綿貫倫子さんが、国展の会員でいらっしゃり、いつも素敵な作品を出されているからです。
彼女との再会は、2012年のブログに書いた▼ように、実に45年ぶりくらいのことでした。
彼女は私と同じ高校を卒業してから、美術の大学に進まれて、学生時代から染織の道に進まれた方です。
今年の作品は緑色のチェックのタペストリーでした。
とても軽やかで、爽やかな感じがしました。
パッチワークのように並んでいるところには、絶妙なぼかしがありました。
とはいえ、素人の私が見ても、簡単に織れるようなものではないと思いました。
今回は、彼女とは会場でお会いすることはできませんでしたが、彼女の作品に毎年会えるのは、それだけで嬉しいことです。
会場の国立新美術館は、今年が開館10周年だそうです。
この日は、草間彌生展とミュシャ展を開催していたので、ものすごい行列でした。
カフェも満員でした。
新緑がきれいでしたが、木には赤い水玉が巻かれていて、草間ブームはすごいですね。
新緑がきれいでしたが、木には赤い水玉が巻かれていて、草間ブームはすごいですね。
そんな展覧会をよそ眼に、国展の工芸部に行きました。
入り口の天井からつるしてあった大きなタペストリー。
くっきりとした模様がとてもかっこよかったですよ。
今回は、着物友だちのY子さんとご一緒しました。
お気に入りの作品の前で。
大胆で面白い柄でした。
どれを見ても、素晴らしくて、布の持つ可能性が広がっていくようでした。
広い会場ですが、迫力を感じました。
それぞれの作品には、「染」と「織」が明記されていましたが、どちらも奥が深そうです。
気になった作品をちょっとだけご紹介します。
こちらは可愛らしい少女用の染の着物に、真っ赤な帯。
リスが手紙を開けている帯用?の布。
ちょっと渋めの織の着物用。
もっとたくさん写したかったのですが、いいなあと思うばかりでした。
国展2017は、5月15日まで東京で開催中です。
その後、名古屋と大阪でも開催されます。
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この日の装い。
ちょっと光沢のある紬にしました。
青緑色はわりと気に入っていますが、シワがでやすいのがちょっと気になります。
きりばめ模様の帯を一枚欲しいと思っていたところ、たまたまリサイクルで千円で手に入ったので、締めてみました。
ラッキーでした。
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