2017年5月の京都旅行の最終回です。
「霊山(りょうぜん)歴史館」▼は、普通の京都のガイドブックにはあまり載っていませんが、トリップアドバイザーで見つけて、行ってみました。
やはり、暑さ防止を第一の目的にして、屋内施設を検索した結果です。
ここは高台寺のもっと山の上の方にあり、あまりに急で歩くのが大変なので、無料のシャトルバスが出ているくらいです。
「幕末維新ミュージアム」というように、ここは、幕末に特化した歴史博物館といえば良いのでしょうか。
坂本龍馬や新撰組が好きな人にとっては、嬉しいところだと思います。
当時の資料が約100点、展示されています。
他にもクイズコーナーや、体感コーナー(鉄砲の重さを体験できる)とかいろいろと工夫をこらして展示されていました。
今回の展示では、土方歳三や近藤勇の愛刀も公開されていました。
館内は撮影禁止でしたが、こちらのコーナーだけは撮影OKでした。
ということで龍馬さんと一緒に写してもらいました。
私は去年の9月に、福井にお邪魔しましたが、その時に訪れた養浩館▼というところは、なんと龍馬さんも行ったところだそうで、びっくりしました。龍馬は全国各地を巡っていたことは有名ですが、福井まで行っていたとは知りませんでした。
いろいろな資料もありましたが、私が面白いと思ったのは壁いっぱいに広がった大きなクロノロジー(年表)でした。
ある年(例えば黒船が来た年)に、その人物が何歳であったか、ということが書かれていて、視点が面白いと思いました。
たとえばその時、勝海舟は31歳、徳川慶喜は17歳、坂本龍馬は19歳、篤姫も19歳だったということが分かります。
またその人物の寿命も棒グラフで分かるようになっているので、ビジュアル年表とでもいうものでしょうか。
お土産にミニサイズ版を買ってきました。
ここの博物館にはいろいろな評価があるようでしたが、今から150年ほど前に、日本の歴史は京都で大きく変わったのだ、ということが身に染みて感じるところでした。
初代館長は松下幸之助というのは意外でした。昭和45年(1970年)開館されています。
歴史館のすぐ近くの京都霊山五穀神社には龍馬のお墓もありましたが、これも暑さのため、今回はパスしました。
どうも暑さには弱くなってしまったようです。
とりあえず、2017年5月の京都旅行記はおしまいです。
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