2017年7月19日水曜日

ショパンとリスト その4

市民カレッジ「ショパンとリスト」は、ピアニストの津田真理さんが、4月から月に一回、4回に渡って解説付きのピアノ演奏をする、という内容でした。


毎回ショパン3曲、リスト3曲、合計6曲を4回も聴くことができたので、なんと24曲も楽しませていただきました。
一流のピアニストの演奏が、それで2000円なのですから、本当に嬉しい企画でした。
高い市民税を少しは取り戻すことができましたね。

最終回は、二人の晩年時代ということでしたが、ショパンは39歳という若さで亡くなっているので、晩年といっても普通なら青年時代ですね。
死因は肺結核だということです。

この日の演奏曲は、
「華麗なる大ワルツ」 
「夜想曲17番」 
「ポロネーズ」
最初の曲は「子猫のワルツ」とも呼ばれているそうですが、短くても難曲だそうです。
2番目の曲は、ショパン37歳の時の作品。死を意識していたのか、はかない感じがしました。
最後の曲は、ショパンの名品として有名ですね。「威厳をもって弾くように」、という指示がある曲だそうです。とても素敵な曲でした。

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リストは75才まで長生きをしました。
作曲家としてだけでなく、指揮者や教育者としても活動しました。
そのあいだ、ローマの僧院に入ったり、晩年は家庭的にもいろいろとあったそうですが、そういう体験が作曲にも反映されているようです。

この日の演奏曲は、
「超絶技巧練習曲 11番」 
「エステ荘の噴水」 
「なぐさめ 3番」
最初の曲は、恩師のチェルニーに捧げた曲だそうです。
2番目は、リスト66歳の時の作品。水の風景が思い浮かぶようなきれいな曲でした。
最後の曲は、祈りの曲だそうで、美しい曲でした。

先生も演奏を終えて、ホッとされていたようですした。

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この日の装い。

めちゃめちゃ暑い午後でしたので、涼しげな小千谷縮にしました。


これは仕立ててもらった着物ですが、どういうわけか寸法(腰回り)をものすごく大きく間違えられて、やり直ししてもらった因縁ありの着物です。

帯は、数年前の冬、京都に行った時、錦市場(食品市場)で売られていた麻の帯です。
漬物屋さんや練り物屋さんのある市場の一角に、帯や着物を売っているコーナーがあり、そこで見つけたものです。千円だったので、京都土産として買いましたが、結構役に立っています。

白とブルーのちょっと凝った帯締めは、ご近所の神社で開催される骨董市で見つけたもの。割と気に入っています。


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