先日、お隣の市の芸術劇場で歌舞伎の公演がありました。
入場した時から、ホールがものすごく寒くて、身体が冷えてしまいました。
これではゆっくり舞台を見ていられないと思うほどでした。
係りの人に毛布を借りましたが、こんなに寒くする必要があるのかしら、と思いましたよ。
こちらは会場に貼ってあったポスターを撮影したものです。
まずは「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」がありました。
このお話、蘇我入鹿の時代のお話ですが、ややこしくて、ちょいと分かりづらいのですが、雀右衛門さんの女形がきれいでした。
その後は、中村芝雀改め五代目中村雀右衛門さんの襲名披露でした。
口上の舞台は、中村吉右衛門さんがうまく仕切っていて、襲名披露は終了しました。
小腹が空いてしまう時間帯でしたが、休憩の時には、ロビーでコーヒーやビスケットを安く販売していたのが、良かったです。
普通の劇場だと飲み物も高いのですが、さすが市の施設だけあって、安いのは良かったです。
最後は「太刀盗人(たちぬすっと)」という踊りで、狂言を題材にしたものだそうです。
コミカルで分かりやすくて面白かったです。
三味線5丁、お唄5枚、それにお囃子もついていて、賑やかな演奏でした。
それにしても、こういう公演を続けるのは、すごく大変だろうと思いました。
全国を毎日のように移動して、公演するのです。
都内はもちろんのこと、福島、宮城、秋田、山形、群馬、蒲郡、和歌山など日本中を廻る予定が書かれていました。
役者さんも、大道具の人、衣装係りの人、ほんとうに大変でしょうね。
健康でないと舞台は続かないと思います。
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この日の装い。
うたどんさんのお母様からいただいた夏着物。
ぴたっと寸法があうので、何も考えずに、短時間で着られます。
ところが帯には苦労しました。
先日、デパートの着物市で千円で買った絽の帯ですが、手先もたれも、ものすごく長く、おまけにお太鼓の模様の位置が全然考えられていなくて、締めるのに苦労しました。
そのうち、短くしようと思っています。
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