行き先は、駅から少し歩いたところにある「キックバックカフェ」▼です。
初めてのお店でしたが、自然農法で作られた安全な食材を使った洋食屋さんで、夜はいろいろなイベントやライブ会場としているところです。
この日の夜は、市内で活躍されているシンガーソングライターのユン・ハンシンさんが、彼の尊敬する高中正義の曲を演奏するのでした。
ユンさんのギターは、6月にカフェバーンズに行った時▼に初めて聞かせていただきました。
その時に、9月には高中正義トリビュートライブをするというので、楽しみにしていたのです。
この日のために、高中正義さんをトリビュートするために、特別な「Tropic Love Birds」というバンドを組んでいました。
トリビュートとは「称賛・賛辞・尊敬・感謝」といった意味で、自分自身に大きく影響を与えたり、尊敬していたり、あこがれの存在であったりするアーティストに対して敬意を表する、という意味だそうです。
ちなみに高中正義さんは、最初はサディスティックミカバンドにいて、1980年前後から独立して有名になったギタリストで、フュージョン音楽というロックというか、そういう系統のエレキギターの方で、音楽に疎い私でも知っている人です。
もうすでに40年近く活躍されている方なので、ファンもそれなりの年齢になっているはずです。
開場時間から少しして到着したのですが、前の方の席はもう占められていました。
中高年になるとせっかちになるので、早く来てしまうのかもしれませんね。
この日の料金は、食べ放題、飲み放題、音楽聞き放題ということでした。
飲み物は、カシスソーダを何杯もいただきました。
それとデザートのチョコレートケーキがとても美味しかったです。
さて、演奏は2部構成になっていて、一部はユンさんのジュリーや、山下達郎の懐かしい歌を聞かせていただきました。
ちょっと休憩があって、次が高中正義さんの曲をたくさん聞けました。
バンドの構成は、ドラム、ピアノ、ベース、パーカッションが二人、キーボードとボーカルでしたが、この構成も高中さんのバンドに合わせてあるのだそうです。
紫色のかっこいいギターは高中さんがブレイクした1981年に600本作られたうちの一つだそうです。年代モノなのですね。
ちょっとギターを変えて杉本明子さんとのデュエット。
高中サウンドではありませんが、「エンドレスラブ」。
これも35年以上前にヒットした曲でしたね。
こちらは、私の好きな「ブルーラグーン」を演奏している時だと思います。
堪能させていただきました。
当時のことがあれこれ思い出されて、とても懐かしく思いました。
あの頃はカセットテープで聞いていた曲が、また生演奏で聞くことができるとは思ってもいませんでした。
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この日の装い。
こちらのロゴマークからイメージして、着物と帯を選んでみました。
青い南国の海からイメージしたのは、セオアルファーの着物。
モダンキモノさんのセミオーダーです。
実はこれはネットで選んだので、もっと地紋がはっきりしていると思っていたのですが、手に取ってみたら、ちょっと大人しい感じでイメージが違っていた着物です。
食べ放題だと、お皿に取り分けたりするときに汚れやすいと思い、ポリにしました。
帰宅してすぐに洗いましたが、ポリは臭いを吸いやすいかもしれませんね。
派手なオレンジ色の帯は、だいぶ前、着物を着始めてまだ仕事をしていたときに、田園都市線のどこかの駅にあるお店で買ったものです。
お太鼓の内側に、小さなシミがあるので安かったのを覚えています。
帯揚げも派手なストライプにして、仲居さんスタイルにならないようにしました。
帯留は真っ赤なサンゴ。広島にお住いの方の手作りです。
この日は、会場にも他にもう一人、着物(浴衣だったかな?)で博多織の半巾帯の女性がいらっしゃいました。あまりよく見えませんでしたが、大きな葉っぱのような柄の着物で、なかなかよい雰囲気でしたよ。
こういう会場に着物で行くと不思議がられることもありますが、こういうところは冷房がきついので、私には洋服では冷えてしまうので、着物の方がラクなのです。
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