2017年12月18日月曜日

「池田重子横浜スタイル展」

先日、横浜そごうデパートの中にあるそごう美術館で「池田重子横浜スタイル展」▼を見てきました。


池田重子さんは1925年に横浜でお生まれになったそうです。
そして2年前の2015年にお亡くなりになりましたが、今でも多くの着物ファンの心をとらえていらっしゃる方です。


着物で入館したので、お土産に絵葉書をいただきました。
「着物番長」の絵葉書です。
小さな帽子が可愛い。


入り口のすぐのところは、撮影OKのコーナーでした。

そごうのマスコットが着物を着ていました。
ネコではなくて、クマのようですよ。


豪華な晴れ着。

シックなモノトーンの装い。


デパートのオープンと同時に入館したので、会場はとても空いていて、ゆっくりと見ることができました。

池田さんのセンスは、ほんとうに抜群で、どれもこれも素敵な着物ばかりでした。
粋な着物、オシャレな着物、格調高い着物、普段着など150点ほど展示されていたようです。

その中で、私が一番印象に残ったのは、ピンクの縦じまの着物に、ピンクの西洋画の帯、そしてピンクのハートの帯留をした姿でした。
とても愛らしくて、自然な感じが良かったです。

帯留も、池田スタイルには、なくてはならない存在ですね。
こちらも撮影OKのものです。
とにかくすごい数の帯留コレクションでした。
干支が全部そろっていたのも、びっくりしました。


他にも、娘さんの池田由紀子さんがデザインされたIKKOさんの着物がありました。

また横浜を意識した着物や帯も展示されていて、去年、銀座で見た展覧会▼よりも良かったと思いました。

この展覧会は2018年1月8日まで開催中です。

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うちの母は、池田さんよりも1年早く生まれて、現在もまだ生きていますが、同時代の人間です。
若い頃の着物姿の写真も残っていますが、私の高校卒業式以降は着物は着なかったかもしれません。
着ることにはあまり興味はなかったようですが、中年になってからは、着物の仕立ての仕事をしていました。
初めは親戚の着物の直し物などをしていたようですが、だんだんと他人様の着物を仕立てるようになりました。
私はそのころはまるで着物には関心がなかったのですが、今になって思えば、もう少し、母からいろんなことを教えてもらえば良かったと思うばかりです。

そして父母もまた、一時期は横浜に住んでいました。

この辺り、とても懐かしい場所です。
JRと地下街のポルタを結ぶ道です。


海外に住んでいる妹一家が来日するときは、いつもこちらのYCATを利用していました。
みんなで何回も送迎に出かけました。


池田さんの着物の展覧会を見て、両親の横浜時代を思い出してしまいました。

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この日の装い。

素敵な着物がたくさん展示してある所なので、初心に戻って、着物を着始めた頃のものにしてみました。

武蔵五日市の骨董市で買った市松模様の大島紬です。


帯は、さとさんからいただいた龍村の帯。


何回も使わせていただいてます。


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