さて昨年末の3泊4日の九州横断ツアーですが、飛行機代、ホテル代、バス代、食事代、観光地入館料を含めて3万円程度となれば、やはり宿泊先のレベルを下げて、節約しなければならないですね。
ということで今回の宿泊地では、安さのあまり、あっと驚くこともありました。
初日の別府温泉のホテルは、ビジネスホテルに毛が生えたくらいのところでした。
でも夕方に到着して、翌日は朝早く出発してしまったので、寝るだけでしたので、まぁこんなものかな、という感じでした。
でも、室内には貴重品ボックスはないし、温泉地だというのにタオルを干すハンガー(床に置く四角いタイプ)もなし。
洋服用のハンガーも2本くらいしかないので、これはフロントに頼んで追加してもらいました。だって着物を着ていると、帯やら小物やら、いろいろと吊るしておきたいものがありますものね。
このホテルですごいと思ったのは、こちら。
なんと全部、ヤクルトです。
このホテルはヤクルト系列ということで、ウェルカムドリンクや朝食にはヤクルトが飲み放題でした。
ヤクルトがこんなにたくさんあるところを見たのは、初めてでした。
銀のお盆に、ヤクルトがうやうやしく乗っていました。
でも、ヤクルトは1本飲めば、それで十分ですね。
フロントはクリスマスツリーもあったし、それらしい飾りつけもしてありました。
朝に写しましたが、7時半出発、ということで目が腫れぼったい。
2日目は阿蘇温泉のホテルでした。
ここは豪華でしたね。
なにせ玄関には、こんな白馬の馬車があったくらいです。
もちろん、生きた馬ではありませんよ。
部屋も広々していたし、お風呂も気持ちよく入れました。
ロビーには、数々の東西の名画が飾られていました。
素敵なインテリアだなと思ったのは、こちら。
竹を割って、その側面を壁にしたものでした。
節を見せているところが、オシャレでしたね。
ところが、このホテルは、あちこちとつぎはぎだらけの建物で、迷路のようでした。
普通はホテルと言えば本館、新館くらいなのですが、このホテルはやたらに建物があり、またその建物の名前に統一性がありませんでした。
私たちが泊まったところは、オメール館←意味不明。
他には本館、昇龍館、文学館、ボアール館など訳の分からないネーミングの建物が四方八方に散っていました。
まるでたこ足配線のようで、浴場や夕食会場、朝食会場も分かりにくくて、いつも案内図を眺めながら探していました。
3日目は長崎の山の途中に建っている、超レトロな日本旅館。
今どき、修学旅行生も泊まらないだろうというほど、古い、というかボロい。
久しぶりに布団を敷いてもらって寝ましたが、部屋が寒くてたまりませんでした。
ここで忘れられないことは、大浴場の床面がなんと畳敷きだったことです。
えー、畳を濡らして大丈夫なんだろうかと思いましたが、特殊な畳のようでした。
こちらの写真のように美しくはありませんが、こんな感じの浴場でした。
この畳とは違って、畳の縁までありましたよ。
そして古い旅館なのに、洗面台が2台もあったのにも驚きました。
たぶん、団体旅行で泊まることがあるので、2台あったのかもしれませんね。
もう一つ面白いものを発見。
それは部屋の壁がくりぬかれていて、そこに電話が置いてあったこと。
この電話も古くて、モーニングコールのセットなどできません。
朝起こしてもらいたい時は、フロントの人に声をかけて頼む、という人間的なシステムでした。
これまであちこち旅行をしましたが、今までで一番旧式の宿泊地でした。
それでも窓から眺めた景色は最高でしたね。
こちらは到着した夕方ごろの景色。
山の中腹にあり、海が目の前でした。
こちらは夜景です。
キラキラときれいでした。
翌朝は、旅館の方が、旗を持ってお見送りしてくれました。
お気持は嬉しいですね。
いやはや、いろんなタイプのところに泊まることができました。
面白いと言えば面白いですが、格安ツアーをするときは、宿泊に文句は言えませんね。
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