この辺りは県境になっているところです。
筑後川にかかる鉄橋のところで小休憩。
この橋は、大型船が通るときには、真ん中の部分が上下するようになっています。
「昇開橋」というそうです。
橋の近くに、「ドロンパ」というお店がありました。
橋の駅の名前ですが、もともとはドロンパは、ムツゴロウの一種だとか。
お昼頃、団体バスは長崎に到着。
長崎は、これまでは暑い季節にばかり行っていたような記憶があります。
ところが、今回、初めて冬に行ってみて、長崎の寒さが身にしみました。
長崎市内は坂が多いので、上の方からビューンと冷たい風が吹いてきて、外にいると辛いくらいでした。
長崎市内は、自由行動でした。
ということで、市電を乗り継いで、定番の大浦天主堂とグラバー園に行きました。
大浦天主堂はちょうど修理中でしたので、カバーがかかっていて残念でした。
パンフレットの写真を載せておきます。
この教会は、日本のカトリック教会の歴史とは切っても切れない深いつながりのある教会です。
マリア様の立っている場所だけは、カバーがかかっていなかったので、撮影しました。
教会の聖堂内は撮影禁止でしたので、チケットを載せておきます。
江戸時代はキリスト教は禁止されていましたが、隠れキリシタンという人たちが存在ました。
その後、幕末に大浦天主堂が建設されました。
キリシタン信徒発見の記念碑。
浦上天主堂を抜けると、グラバー園に行く道に続きます。
グラバー園は、幕末に来日したスコットランド出身のグラバーさんの邸宅があるところです。
グラバーさんは、商人で、グラバー商会というのを作って、貿易業を営んでいましたが、それに加えて、日本の近代化を様々な面でサポートしていた人です。
伊藤博文、五代友厚などの援助をしたり、今のキリンビールの前身である会社を創立したりしました。
三菱財閥の岩崎家とも交流を深めて、三菱の相談役にもなったそうです。
グラバー園は、かつては「グラバー邸」と言われていましたが、経営者が変わったようで、なんだかハウステンボスの向こうを張ったような派手な感じになりましたね。
エレベーターはキラキラと輝いていて、ディズニーランド風?
なんだか不思議なキャラクターもいました。
世界遺産に登録されています。
異国情緒があるところでした。
グラバーさんご夫妻です。
奥様は日本人でした。
こちらは温室。
当時のパーティのレシピが再現されていましたが、とても豪華でしたよ。
グラバーさん以外のおうちも素敵でした。
リンガーさんという事業家もいましたが、長崎ちゃんぽんのリンガーハットはこの人と関係があるのかしら。
グラバー園は、若いカップル目当てのデートの場所となっているようです。
それでも海が見える景色は良いですね。
その後は、眼鏡橋へ。
この橋は、黙子如定禅師という唐のお坊さんが建てたという説明がありました。
この方です。
1634年に作られた、日本初のアーチ型の橋だということでした。
いったん、ホテルに到着しました。
玄関には、長崎くんちの象徴である蛇踊りの蛇が飾ってありました。
その後、ホテルに荷物を置いてからは、夜もまた自由行動でした。
夕食は、本当はお洒落なレストランにでも行きたかったのですが、とにかく寒いので、近場で過ごそうということになり、駅ビルの中にある中華料理屋さんに行きました。
こちらのことは、「食事編」▼に載せてあります。
そして駅ビルの中をブラブラとしました。
駅はクリスマスが過ぎていましたが、イルミネーションがきれいでしたよ。
翌朝は、平和記念公園→大宰府へというコースでした。
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