2018年1月8日月曜日

「ポジティフ・オルガン・コンサート」

昨日は、地元のホールで「ポジティフ・オルガン・コンサート」を聞きました。
ポジティフ・オルガンというのは、パイプオルガンの一種の小さなオルガンです。


開演前には、調律師の方がステージの上にあるオルガンを調整していました。
私はたまたま前から2列目という良い席に座ることができたので、その様子をしっかりと眺めることができました。
なんだかとても難しそうな感じでした。

さて、いよいよ演奏が始まりました。


演奏されたのは、大木麻里さんという若いオルガニストでした。
とても可愛らしい方でしたが、いろいろな国際音楽コンクールでも優勝されている実力者です。


演奏した曲は、バッハの曲、イタリア人作曲家の曲、日本人作曲家の曲などでしたが、みんなが輪唱で良く知っている童謡「カエルの歌」も弾いていました。

最後にブクステフーデという作曲家の曲を弾いていただきましたが、これが素敵でしたね。この方は、バッハも憧れていたという人で、この人のオルガン演奏を聴くために、バッハは400キロもの道を歩いて行ったそうですよ。

このオルガンというのは、パイプオルガンの小型版で、持ち運びができる程度の大きさのオルガンです。
音色などはパイプオルガンと同じでした。

パイプオルガンというのは優しい音色で、どこか眠りを誘うのでしょうね。
みなさん、うとうととしていたようで、私も少し眠ってしまいました。
癒し系の楽器だと思いました。

演奏の後で、このオルガンの構造を見せてもらいました。
表の金色の飾りのある蓋を外すと、中にはパイプがたくさん詰まっていました。


これであの独特の音が出るのですね。


またオルガンの上部には、小さなボタンがついていて、それをオンにしたりオフにしたりすることによって、音色も変化する構造になっていました。

学習机くらいの大きさの可愛らしいサイズのオルガンでしたが、教会で聴くのと同じような音色の音楽を楽しむことができました。

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この日の装い。

ピンクというよりも、「桃色」という感じの着物です。
裾や肩、袖にお花の刺繍がしてあり、お正月のコンサートに良いかと思って着てみました。


とても寸法が小さくて、そのためか千円で手に入れることができた着物です。
帯は梅屋さんの西陣織の帯、帯締めはとても良いものですが、100円でした。

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