昨日は、私が有償ボランティア活動をしている福祉公社の研修会に参加してきました。
今回の研修は、コミュニケーションスキルアップでした。
去年もこの研修を受けたのですが、この研修は今年で6回目だそうです。
無料でこのような講習が受けられるのは、嬉しいですね。
講師は去年と同じ先生で、元スチュワーデス(と呼ばれていた時代にお仕事をされていた)で、人材育成コンサルタントの方でした。
今回のテーマは「ゆるやかなつながりを作るコミュニケーションを考えよう」。
内容は
「人間には触れ合いが大切」という話と、
「より良い人間関係を築くために、エコグラフを使って自分を見つめる」という作業でした。
お話の前には、「グッド & ニュー」というゲーム感覚のミーティングをしました。
これは5人くらいが一つのグループとなり、「クッシュボール」と呼ばれる小さなボールを手にしながら、一人ずつ、前の日にあった良い出来事を語るというものでした。
このボールはフニャフニャしていて、触ると気持ちがよいのです。
そして一人が話を終わると、みんなで「それは良い話でしたね」という意味の拍手をして、次の人にボールを渡すというのです。
この方法は、アメリカの荒れた高校で実践したところ、生徒の素行も良くなり、良い学校になったという実績があるそうです。
こういうのは、実はちょっとわざとらしい感じがして、私はあまり好きではないのですが、それでも初対面の人同士が打ち解けるには良い方法かもしれません。
さて、講師のお話では、「人間は二つのバケツを持っている」そうです。
一つのバケツには黄金の水が入っていて、もう一つのバケツには汚い水が入っている。
黄金水は、他人から褒められたり、評価されるとどんどんたまり、その人は明るく幸せになる。
一方、汚水は、他人からけなされたり、悪口を言われたり、無視されるとどんどん増えて、そしてその人は元気がなくなり、やる気がでなくなる。
という話がありました。
どんどん褒めましょう、褒められたら嬉しがりましょう、という趣旨だと思います。
その後に、自分をよく知るための「エコグラフ」というのを作成することになりました。
アメリカのエリック・バーン博士という精神分析医が始めた自己分析法だそうです。
これはいろいろな質問に答えていき、それを点数化して、グラフにするというのです。
質問では、その人の持つ父親性(厳しさなど)、母親性(優しさなど)、青年性(論理性、計画性など)、のびのびとした子供性(想像力、明朗など)、そして聞き分けの良い子供性(気配り、配慮、協力性など)をテストしました。
私の場合は、楽しく遊び、くよくよせずに、自分の気持ちに従って自然に振る舞うという分野の点数が高く出ました。
自分ではそういう人間だとはあまり考えていませんでしたが、他人から見るとそう見えるのだそうです。
たまには自分のことを客観的に見るのも面白いものだと思いました。
その後は、私が携わっている有償ボランティア仲間の男性のお話がありました。
楽しくお仕事をされている様子が伝わってきました。
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この日の装い。
先日、着物の「福袋」というのを買ったのですが、その中に入っていた着物と帯をしてみました。
洋風な模様が織られている水色の紬です。
この福袋には、身長、裄の長さ、そして年代だけが書かれていて、どんなものが入っているか分かりません。
ちょっとした賭けでした。
実は「30代~」と書かれていたものですが、なんとか着てしまいました。
帯は本つづれといって、もし新品を買ったら、とても高価なもののようです。
お太鼓の部分にはいろいろな色が使われていて、便利そうな帯でした。
私は着物を着るのは特別な出来事ではないのですが、講師の先生や、スタッフの方からは「着物で参加している!」と驚かれてしまったようです。
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