かなりの団体でした。
土・日・月という日程だったので、参加者はほとんどが時間にゆとりのある中年カップルでした。
それでも10代の息子・娘3人に両親の一家5人組とか、老母と娘2人の3人組などもいらっしゃいました。
(長者原のサービスエリアで)
意外だったのは、車椅子での参加者が2人もいたことです。
お一人は、高齢女性で、車椅子利用も身体の自然な老化によるものでしたが、もうお一人は40代か50代くらいの若い女性で、この方は下半身はほとんど動かず、バスの乗り降りもとても大変そうでした。
通常はご主人が車椅子を押していましたが、それでもみんなの協力で、船にも乗れたし、階段もみんなで持ち上げて移動することができました。
特に運転手さんは、バスが止まるたびに、車椅子をバスの荷物置き場から取り出だして、広げたり畳んだりして、かなり手数がかかったと思うのですが、嫌な顔一つせずに、楽しそうに対応していました。
(宮古の浄土ヶ浜にて)
今回のツアーには東京からの添乗員さんの他に、仙台からガイドさんも同行しました。
私よりも少しだけ下くらいの年齢の方で、いかにも東北のおばちゃんという感じの方でした。
ものすごくおしゃべりで、延々と話し続けるので、いい加減うんざりしましたが、それでも東日本大震災を直接経験している方なので、震災の話をした時には、話に実感がこもっていました。
またこの方のお母様も、足に障害があったそうですが、理容師さんとして活躍されていたそうです。
私はこれまで、自分で歩けないようになったら、旅行も行けなくなり、うちにいるより仕方ないと思っていましたが、お二人の参加者を間近に見て、少し考えが変わりました。
自分の意志さえあれば、車椅子で移動もできるのです。
主人が普通の車にはもう乗れなくなった時に旅行に行きたがって調べたら
返信削除海外旅行のように値段が高くて、ヘルパーさんとも調べたけど難しかったです。
車椅子だともうこういうツアーには参加できるのですね。それもミステリーツアーに申し込むなんて勇気ありますね。
私の再会した中学の同窓生は旅行会社で介助が必要な人のアテンドを仕事にしていますが、
大変みたいです。体力的に。お母様をこういう旅行に連れて行って、自分でもほかの人に
してあげることができればとの思いだったようでした。
少しでもこういうことができるようになってくるといいですよね。
そうなんですよ、ミステリーツアーなのでどんな場所に行くかも分からないのでしたが、それでも車椅子で参加された方がいたので、驚きました。
返信削除でも皆さんの協力で、普通に楽しんでいらっしゃいましたね。
ただ、バスの昇降台のステップのところが大変そうでした。
町中を走っているバスは、かなり低くなっていますが、観光バスはやはり台が高いですね。
カンカンのご主人も車椅子で旅行できたら良かったのにね。