2018年10月11日木曜日

定額小為替

前のブログ▼に書きましたが、この度、都立高校公開講座を受講することになりました。

案内の連絡には、受講料支払いの通知も同封されていました。
受講料そのものは、税金や公共料金と同様、郵便局や銀行からの振込なので、それほど面倒ではありませんでした。
ところが材料費については、定額小為替で支払うようにということでした。


定額小為替?

皆さんは定額小為替を知っていますか。
私は今から30年以上前に仕事をしていた時に使ったことはありますが、今どきの若者は知らないかもしれませんね。

今の時代、いろいろな物品や催しのチケットなどを買う場合は、ほとんどがネットでクレジットカード番号を入力すれば、それで支払いが完了します。

ところが都立高校の場合は、定額小為替という時代遅れのものでないと支払いができないのです。

定額小為替は送金する料金によって、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類から選びます。
細長いお札のような形をしています。
またそれを発行してもらう手数料は、1枚に付き100円です。

今回、1500円の定額小為替が必要だったので、私は1000円を1枚と、500円を1枚購入したので、合わせて200円の手数料がかかりました。

そしてその定額小為替を封筒に入れて、都立高校まで郵送するという手間もかかるのです。


そういえば、去年、六本木高校で受講した時も定額小為替で支払っていたことを思い出しました。
高校の担当の先生に、「都ではネット決済はしていないのですか」と尋ねましたが、「都は遅れているのですよ」という答えでした。

定額小為替は何かのときに使用する制度でしょうけれど、それにしても都の支払いシステムは、もう少しなんとかならないのでしょうかね。

我が家は郵便局まで1分くらいのところなので、すぐに行けましたが、郵便局が遠い人にとっては、定額小為替は面倒だろうと思いますよ。

東京都は、なんだかいまだに昭和のシステムに頼っているようですね。
他の道府県の場合は、どうなのでしょうか。


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