以前も書いたように、3回目までは踊りの振りは全然習わないで、立ったり座ったり、お辞儀をしたりの繰り返しでした。
そして4回目から、ようやく振りを習うようになりました。
(写真は母の手によるもの。なんと書いてあるのでしょう?)
先日の講習では、先生からこんなお話がありました。
日本舞踊では次のような段階を踏んでいきます。
1.まず振りを習います。
2.そして振りができるようになったら、その次は、振りの細かいところを直します。
3.そして振りが完全になったら、今度は踊りの役の性別(男女)、年齢(子供から老人まで)、職業(武士、町人、娘、奥方、花魁、商人、漁師などさまざま)を想像して、踊るようにします。
4.そして最後には、役に気持ちを入れるようにして踊ります。
とのことでした。
こういう段階を踏んで、お稽古をするということでした。
そしてこの日は、細かい動作の修正をしていただきました。
(上の段階で行くと、2番目ですね)
首の傾け方、腰の入れ方、視線の方向など、自分ではなかなか気が付かないことまで、細かく丁寧に教えていただきました。
先生は、とても分かりやすい言葉で教えて下さるので、納得がゆきます。
そして比喩がうまいので、面白いのです。
指導者の力というのは、言葉の力が大きく関わっている、と感じます。
お稽古事は、教えていただく先生との相性が大切だと思いますが、良い先生に教えていただけるのは、嬉しいですね。
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お稽古は、これまでは浴衣を持参して、会場で着替えて、そして踊っていましたが、先生から「浴衣でなくても着物でも構いませんよ」と言われたので、自宅から着物で行くことにしました。
私にとってはそのほうが荷物が少なくて、楽になのです。
他にも、お二人の方が着物で参加されていました。
ということで、この日の装い。
黒に黄緑の色の模様が入ったリサイクル大島。
ちょっと大きめなので、日本舞踊をするときには都合が良いのです。
帯は、ぽわるさんで買った、黄色に多色格子の帯。
木綿です。
私は半巾帯が苦手なので、お太鼓の方が踊っていても落ち着きますね。
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