本願寺の中にあるブディスト・ホールで行われました。
「荊姫(いばらひめ)」▼というお芝居でした。
演劇ユニット「金の蜥蜴」の第14回公演でした。
このお芝居は、平安時代が舞台ですが、能の「鉄輪(かなわ)」を元にしたものだそうです。
ひと言でいうと、夫に捨てられた女性の、凄まじい恨みや嫉妬心が爆発する恐ろしい物語でしょうか。
そこに陰陽師の安倍清明が登場して、鬼となったヒロインは、彼に退治されます。
お芝居がスタートする前から、場内には小鼓の音が鳴り響き、雰囲気を盛り上げていました。
井田さんは、安倍清明の息子役で、若き陰陽師でした。
扇の使い方もうまく、かっこいい殺陣も演じていました。
気品のあるお顔が、役にぴったりでした。
舞台が終わった後、一緒に写していただきました。
烏帽子が高いですね。
お芝居には若い女優さんも出演されていて、みなさん可愛らしかったですが、やはり主役の女優さんは迫力がありましたね。
このお芝居は、衣装も素敵でした。
かなり重いように見えましたが、みなさん、颯爽としていました。
いつか能楽でも「鉄輪」を見る機会があればと思いました。
いつの時代でも、嫉妬心というのは物語の中心になりますね。
また夢枕獏さんの「陰陽師」も読んでみたいですね。
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この日の装い。
日本橋きもの倶楽部で譲っていただいた、オシャレな小紋です。
そしてとても着やすいのが良いですね。
今回は紫色の帯を締めてみました。
というのも、この着物の裏は上半身は赤なのですが、下半身は紫で、歩くとチラリと紫が見えるからなのでした。
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