2019年3月10日日曜日

「奇想の系譜展」@上野

先月、市の文化講演会に参加して▼、こちらのチケットをいただきました。
「奇想の系譜展」▼の無料観覧券です。


普通に入場すると1600円かかるところ、ゼロ円で入れたのでラッキーといえばラッキーでしたが、結論から言うと、やはり自分でお金を払って見た方が、しっかりと見られるものだと思いました。
タダだと思うと、どうも真剣味に欠けてしまうようでした。

東京都美術館に出かけたのは平日の午後でしたが、やはりこういう人気の展覧会は午前の朝一番に行くべきですね。
会場はかなり混雑していて、人だかりがすごかったですね。
おまけに事前の講演会でたくさんの画像を見てしまっているので、なんだかそれで満足してしまったきらいもありました。
やはり内容を知らないで鑑賞したほうが良いと反省しました。


それでも展覧会の構成は良かったと思います。
最初のコーナーでは、人気の伊藤若冲の絵がドーンと展開されていました。
その後も、墨絵のようなモノクロの絵画の後には、派手な色合いの絵画を置いてみたりと、配置も考えられていたと思いました。

全体的に、動物、とくにトラの絵が多かったような気がしました。
江戸時代の人々のうち、どれくらいの人が実際のトラを見ることがあったのか分かりませんが、きっと今のパンダ以上に人気があったのでしょうね。


それと鳥も多かったですね。
私は鳥が苦手なので、あまりよく見ませんでしたが、羽根の描き方などとてもきれいでした。


そして達磨さんんもいろいろな画家が描いていたようです。

まぁ、それにしてもずいぶん多くの絵画を集めたものだと思いました。
そして大きな絵がたくさん展示されています。
日本人の、文化にかける意気込みの大きさと、発想の自由感が感じられました。


私の好みは、やはり鈴木其一かな。
繊細な筆遣いが見事だと思いました。

この展覧会は4月7日まで、上野の東京都美術館で開催されます。


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