2019年4月22日月曜日

「さようなら わなびば333」

もう96回も続いている「日本橋きもの倶楽部」▼ですが、今回限りで、「わなびば333」での開催は終了するというので、馬喰横山まで駆けつけてきました。
「わなびば333」というのは、住所が東日本橋3丁目3番地3号なので、そのような名前が付いている会場です。


このきもの倶楽部では、毎回、テーマが決まっていて、参加する人はお題のモチーフを身に付けること、というお約束があります。

前回の3月の時は「桜」がテーマでした。
私は桜模様の着物は持ち合わせがないので、せめて桜色の着物で参加。
そうそう、帯揚げは桜の花びらの模様入りでした。
この頃は、まだお花見前でしたが、気分だけでもピンク色に。


今回のテーマは「蝶」でした。
蝶の着物も持っていないので、蝶のブローチを付けて参加しました。


これは革でできていて、「きものいろは」さんの作品です。
着物は、もう暑いので、細いストライプのデニム着物にしました。


他の方は、大胆な蝶が飛んでいる帯を締めていたり、帯飾りや羽織紐に蝶のデザインのあるものを着用されていましたよ。
スタッフの集合写真に入れていただきました。


「日本橋きもの倶楽部」で嬉しいことは、私サイズの小さな着物が、格安で手に入ることです。
これまで何枚か、お世話になりました。

今回は「わなびば」ラストということで、帯と着物をいただいてきました。
きれいな水色の着物と、ちょっとシックな生成り色の帯です。
(写真がイマイチで、すいません)


そして今回、何より嬉しかったのは、義太夫三味線の演奏を独り占めして、聴けたこと。
3畳くらいの狭い場所で、目の前で弾いていただきました。
長唄の三味線とは違って、糸も太く、撥も大きいのです。


弾き手は、まだ17歳という若さの野澤松玖さんです。
初めて彼の演奏を聞いた時よりも、ぐっと大人っぽくなり、着物姿も板についてきましたね。


撥さばきも、指の動きもかっこよくて、ビシビシと音が響き渡りました。
これからの成長が楽しみです。

「日本橋きもの倶楽部」は、素敵なスタッフばかりで、そして多くの着物ファンと知り合いになれるのが、楽しみですね。

次回からは場所を四谷に移して、活動をされるとのこと。
また、遊びに行きますね。

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