会場は、普段は自転車で行く範囲内にあります。
でも、着物姿ですし、うちのすぐ近くの停留所から路線バスが走っているので、シルバーパスを使って行ってみました。
このバスは不思議なバスで、時間帯によってルートが違うのです。
行先には「午前廻り」「午後廻り」と二種類あって、よく分からなかったのですが、今回実際に乗ってみて、その廻り方が分かりました。
バスの乗り方は、ほんとに知らないと難しいですね。
さて、「練習室」はこちらです。
練習室の主は「時代屋」さん。
友だちの名前をとって「時代屋」というのですが、「時代屋」といえば夏目雅子の映画「時代屋の女房」が思い出されますね。
あれは村松友視の原作で、たしか大井町が舞台となっていた骨董品屋のお話だったと思います。
話がそれましたが、「時代屋」さんのブログはこちら▼。
車椅子に乗った人に着物を着せたり、骨格による似合う着物を勉強されたりと、一味違う着付けを目指していらっしゃいます。
私は着物はまぁだいたい着られるし、普段は名古屋帯なのでお太鼓結びはまぁ慣れているほうかもしれません。
ところが半巾帯は苦手なのです。
その理由として、きちんと締まらない、後ろに回す時にグズグズになる、
という二つのことがあるからです。
今まで、何回か、半巾帯の締め方を習いましたが、どうも身に付きませんでした。
今回はそれを征服しようと思って、「練習室」に行ってみました。
こちらの「まゆみちゃん」がお出迎えしてくれました。
赤い帯に、白のステッチが効いていますね。
文庫結びです。
2人でおしゃべりをしながら、あれこれトライしてみました。
時代屋さんの貝ノ口。
時代屋さんのカルタ結び。
こちらは後ろが見えませんが、長い半巾でのリボン返しです。
着物は、私がブログ友達のUさんから譲っていただいたもの。
私にはちょっと全体的に大きいので、時代屋さんに着ていただきました。
ちなみにこの時は、半襟なしでしたが、ちゃんと襟をつければもっとお似合いだと思います。
私の貝ノ口。
(姿勢が悪い!)
兵児帯を使っています。
近寄るとあらが見えますが・・・・
仲良く並んでツーショット。
そうそう、私が半巾帯を苦手な理由も、今回のお稽古でよく分かりました。
帯がきちんと締まるようにするためには、ひとつコツがあったのです。
文章ではうまく説明できませんが、なるほど、と思うやり方でした。
また前にぐるりと回す時は、「お腹をひっこめて」すると良いということも分かりました。
マンツーマンの練習室、とても有意義でした。
自分が苦手なところ、あやふやなところを的確に指摘していただき、納得しました。
大人がモノを覚えるときは、理詰めで説明してくれたほうが、良いですね。
教えていただいたことは、忘れないようにしましょう。
ありがとうございました。
終わった後も、またシルバーパスを使って路線バスで帰宅しました。
*******
この日の装い。
藍色の浴衣は、上野公園の路上フリマで見つけたもの。
とてもサイズが小さい(私にはちょうど良い)ためか、千円で購入しました。
藍色と白のぼかしの麻帯は、インターネットで見つけたもの。
柄がないので、お太鼓を作る時も気軽に締められます。
半襟が出過ぎていたので、中へ押し込んでいた時にシャッターが下りてしまいました。
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