2019年10月7日月曜日

2019年9月 静岡 7 日本平・久能山東照宮

さて、静岡駅から観光バス▼に乗って、最初は日本平に到着しました。

ここは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が草薙の原で賊を平定した後、この山の頂上に登り四方を眺めたという伝説から、「大和平」と呼ばれるようになったそうです。
現在では「日本平」と改名されています。

そしてすぐにロープウェイで久能山に下りました。
普通、ロープウェイというと山の上の方に行くイメージがありますが、ここは谷の下の方に下るのでした。


ロープウェイは約5分ほどの時間でしたが、ここは日本観光百景にも選ばれているそうで、駿河湾も見渡せて、なかなかのものでした。


久能山の東照宮に到着しました。


ここは徳川家康のお墓があるところとして有名ですが、意外な歴史がありました。

久能山は、平安時代には「久能寺」というお寺だったそうです。
そののち、武田信玄がここに入って、お城を築きました。
つまり「久能城」になりました。
その後、家康が亡くなった後に、二代将軍秀忠が神社を作り、「東照宮」となったわけです。
つまり、久能山というのは、お寺→お城→神社という変遷があったところなのです。


東照宮は絢爛豪華なところでしたが、とにかく階段が大変なところでした。
それも階段の高さが低くなったり、高くなったりで、本当に疲れました。
下るときなど、手すりがないと怖いくらいでした。

こちらは家康の手形です。
身長155センチ、体重60キロだったとか。
少年が手形に手を合わせていました。


それでも一番奥にあるお墓まで行ってきました。
家康さんは遺言で、ここに埋めるようにと言ったそうですが、やはり駿河がお好きだったのでしょうね。


色々なものが奉納されていましたが、静岡県はプラモデル会社が有名で出荷額が日本一だそうですが、こんなものまで奉納されていましたよ。
私はよく分かりませんが、好きな人にはたまらないでしょうね。


そしてまたロープウェイで日本平に戻りました。

今度は「日本平夢テラス」▼の散策です。
これは2018年11月に完成された広い展望デッキです。
標高300メートルのところに位置して、富士山や駿河湾が360度見渡せるところです。
隈研吾さんの設計で、木がふんだんに使われていて、まだ木の香りがしました。

ここは電波塔があり、その塔の周りに静岡県産の木材を使ってデッキが作られているのです。


「日本平デジタルタワー」と呼ばれているそうですが、電波塔のほうが、かっこいい感じがしますね。
すくっと立っています。
写すのが大変でした。


「夢テラス」はお洒落なところで、おススメスポットです。


こんなお洒落なカフェコーナーもありました。
ちなみに、こちらの男性は全然知らない方です。
観光バスでなかったら、ゆっくりしたい場所でした。


「赤い靴」のモデルとなった親子の銅像もありました。


この後はランチをいただくため、またバスに乗って出かけました。

(この項、続きます)


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