先月のことになりますが、デニム着物を楽しむイベントが開かれました。
会場は、お隣の府中市にある「kotocafe(コトカフェ)」▼というお洒落なスペースでした。
ここはカフェバーの他に、さまざまなイベントや講座が用意されているところです。
こちらに、さまざまな種類のデニム着物が持ち込まれました。
集まったのは、着物は一度も着たことがない、という方が多く、また小さな子供たちもいました。
この日はものすごく暑くて、おまけに強風が吹いていたので、私は予定していたデニム着物は止めて、着物をリメイクしたチュニックにパンツという姿で参加しました。
実は麦わら帽子も、太いビーズのベルトも、デニム着物に合うだろうと思って、こういうスタイルにしたのです。
主催者は、カジュアル着物や男性着物を多く扱っている「ゆめこもん」▼さん。
「自由にデニム着物を着てみよう」という提案をされました。
ご店主は、かっこいいデニム着物の下には、花柄のシャツを着ていました。
これも、あり、なのですね。
帯の代わりの太い革ベルトも目立ちますね。
そしてアシスタントには、着付け師であり着物スタイリストのYokoさん。
デニム着物の下には、フード付きのパーカーを着こんでいました。
後ろ姿でごめんなさい。
さて、まずはご自分でお好きなデニム着物を選んでいただいて、そして用意されていた帯や小物を使って、Yokoさんのアイディアで素敵に変身するということになりました。
スタートは、こちらの男性が、モデルとしてデニム着物を着てみました。
初めての着物体験だったそうですが、チェックの帯と首に巻いたスカーフがとてもお似合いでした。
その後、Yokoさんの手によって、みなさんが次々と変身されていきました。
どなたもとてもお似合いでした。
デニム着物と言っても、いろいろな種類がありました。
写真にはありませんが、子供たちもデニム着物を着て、ファミリーで揃って写真を撮られた方たちもいらっしゃり、とても良いムードでした。
詳しくはこちらの「ゆめこもん」さんのブログ▼をご覧ください。
イベントに用意されたデニム着物ではなく、自前のデニム着物を着て参加された方たちもいらっしゃいました。
こちらは受付をされていたYさん。
おくみの部分に、抜染という方法をほどこしたオリジナルのデニム着物です。
とてもチャーミングでした。
こちらはカップルで参加されたYさんご夫婦。
お二人ともカジュアル着物を、個性的に着こなしていらっしゃいます。
ご主人はデニム着物だけでも、3枚持っていらっしゃるとか。
奥様のデニムは、片身変わりといって、2種類のデニムを使用した着物です。
この企画には、プロのカメラマンによる撮影という素敵なおまけもありました。
一人ひとり写していただきました。
私は、男物のMサイズの着物を着て、持参した腰ひもでおはしょりを作ってみました。
帯はちょうどよいのがなくなってしまったため、伊達締めもなにもせずに、ベルトだけです。
自然な表情を写していただきました。
着物はちょっと大きめでしたが、帯を締めないと、ものの30秒で着られるから便利ですね。
用意されたデニム着物の中から、自由に選んで着てみるのも楽しかったですね。
みなさん、気楽に着物を着てみましょう。
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